2024年9月9日(月)

のんびり。スーパーでくさやが売られているのを見かけ、これがチャンスだと思って購入。ずっと興味だけはあったのだよね。うちでさっそく開封すると緊張の走る臭気を発している(やわらか表現)。それでも焼くうちにその臭いは薄れ、若干のかぐわしさが混じり始めた。あまり焦がさないようふっくら火が通るくらいの焼き加減で、と書かれていたのでその通りに。これ、換気扇をつけたままでないとすごいことになるね……。焼いたくさやを白米といっしょにいただくと、あのにおいが奥深いかおりに感じられておいしい……! たとえば納豆のにおいと美味しさはそれを受け入れているひとなら平気で味わい深く感じるものかと思うけれど、それのよりストロングな食材だった。食の好みが広がった感じがするよ。思えばドリアンやシュールストレミングといった、その臭いのためにきつめの扱いを受けている食材を一度は食べてみたいと思っていたのだった。望みを踏破するときというのは思いのほかあっさりしているものなのかもね。ドリアンはいずれ旅先で味わってみたい。

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