NPOさんのところでお菓子作りの次案。素材としてはにんじんを軸にしたクッキーで、そのままのフレーバーや山椒+チーズ、ジャム乗せなどのバリエーションをつくることになった。九月からは実際に製作の段階へ入っていくとのこと。今後のじぶんの参加は難しいという話を伝えた。もうひとりの参加者さんが額装された絵とレジンのアクセサリーをくださった。絵はきつねモチーフの子とのことで、イメージカラーは緑と青。どちらもこちらが好む色を使ってくださったそう。レジンのほうはチャームの形をしたキーホルダーで、封入されているのはその方のおうちに咲いていた花なのだとか。びっくりしたけれど、そうした作品をいただいてとてもうれしかった。就職へ向けた準備でじぶんがそろそろその場に参加できなくなってくるのを察して、一緒に活動してきた記念としてつくってくださったのだと思う。お礼というか、こちらからもなにか記念にお渡しできたらと思い、北海道一周の途中で拾った礼文島の瑪瑙と襟裳岬漁港のちょうちょ貝から、綺麗なのを見繕っているところ。めちゃんこかわいいこのきつねの子はどこに飾ろうか……。その利用者さんとはお菓子作りを通していろいろ協力してきたなあという実感がある。それはたぶんお互いに感じていることなのかもね。社会復帰へ向けてそれぞれが前へと進んでいくなかで、一緒にいられたことやその機会をくださったスタッフさん方に感謝したい。とはいえ依然として行けるときには参加はするんだけれどさ。きょうは不思議とおだやかな気持ちで過ごせた日だった。あすあさってものんびりするつもり。