2022年3月2日(水)

自分ヘタレだーと思うことがあり、通りすがった高台から町の景色を眺めた。高いところから風や下界の音を受けてぼーっとすることが、なぜか昔から好きだった。高校のころ授業をサボってひとりになりに行った場所が、やっぱり屋上や非常階段だったからかもしれない。その性質がいまも自分に息づいているのだとしたらうれしく思う。それできょうの話だけれど、景色を見て風に吹かれるうち、気分はなんとか切り替えられた。いつもこうできたらいいのだけれど。ちらっと立ちよった園芸店では、苗売り場に春の花があれこれ並んでいた。もう春ってことにする。

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