きのうに引き続いて素材にしたい写真を選別したり、編集したり。一度作り始めてしまったらもうたらればは言っておれないから、いま現在の手持ちでそれらしくする方策を絞り出すことが最善なのだな。手元にはなかったけれどこういうのがほしい、という写真が一枚か二枚挙がった。ひとつはれんがか石造りの壁、もうひとつはお茶をしている机の上。後者はレイアウトでごまかしてもよいけれど、前者はそれっぽい被写体を探すため、一度くらいは街歩きをしても割に合いそうだ。撮るための散歩をしているときって、綺麗なものを探すのと素材になりそうなものを探すのとでは頭の切り替えがむつかしいのだけれど、それらは使う認識の種類というか風景を処理するためのフィルターが異なるように思う。それに、なんでこんなものを撮ったのみたいなよく分からない写真が、素材としてばちっとはまったりする。軌道の見えない創作のために素材はため込んでおきたい派。それから今夜とあす夜はふたご座流星群向きの星空。いぜん気は塞がっているけれど、月が沈むころまで待って星を見るつもりでいる。年に数夜の機会だしね。今回の防寒用に買ったつま先用カイロは1袋5個入りだった。足が何本ある人向けなの。