『カサブランカ』観た。美しいと評されるモロッコの街が題名なために気になった映画。なんだろ、よく分からないなーと思いながら(ちょっと眠くなりつつ)物語を追っていた。「昨日はどこに?」「そんな昔のことは覚えてない」「今夜会える?」「そんな先のことは分からない」というやりとりがばちっと痺れる。検索してみたら、「君の瞳に乾杯」というせりふはこの映画がオリジナルらしい。濫用された感のある言葉だけれど、劇中ではごくさりげなく発せられていた。視聴後にWikipediaであらすじを追い、こんなかっこいい話だったのかとびっくり。もう一度観たらほかの感想を持つのかも知れない。カサブランカの街の風景に興味があったから、そこに関してはカラーならと思った。