no.9の「usual revolution and nine」というアルバムを聴きながら、ふと我に返ったように思う、自分は綺麗な電子音楽をそこそこ集めてきたかも知れない。そうした楽曲は宝物のように思って手元に増やしてきたつもり。それらとの出会いは直接的ではないにしても、ほんのりと暮らしの支えになってきた感覚がある。でもこういうのは、我に返ってしまうとそこに気持ちがしゃがみ込むから、あまり気にしないようにしてまた駈けられたら。冒頭のアルバムはたまたま個人的に欲していた「春先の花屋の店先」のイメージに合致しそう、ということで手に入れた。歌詞のない音楽には自分で解釈する楽しみがより多めな気がするよ。