道の駅の産直で青唐辛子を一袋見繕った。これとうちの柚の木からもいだ青柚子を刻んで、柚胡椒を作る。
地元の鮎を食べたいなーと思っていたのだけれど、鮎の塩焼きには蓼酢がうまいよという記事を読んでいたから、先にそちらの蓼を探す散歩に出掛けた。あぜ道はちょうど草刈りが済んだところらしく、田んぼの縁に茂る雑草はまばら。蓼(ヤナギタデ)なんて雑草としてふだん見慣れているはずなのに、こうしていざ探すと見当たらないものだねえ。道すがら、近所の梨園が今秋の営業を始めたようで、でかく「なし」と描かれた幟旗がいくつか立っていた。まだしっかりとした陽差しに夏の気配が強く残留していた。
今夜から明朝にかけて、関東を縦断する台風による記録的なはずの暴風雨に警戒して欲しいと、ラジオや気象関係のTwitterアカウントが念入りに注意を呼びかけていた。のだけれど、日が暮れるころはまだ晴れて気持ちよい夕空が見えていたこともあり、PokemonGOで歩き貯め。明日までタマゴの孵る距離が半分なのだよね。ニョロトノを育てたところでほしのすなが切れた。ここ数年の秋は慌ただしくて気持ちにどこか余裕がなかったものの、こうしてゆっくり過ごしていると、この時期の夕時の気候はとてもよいものだなと思う。