昨日は梅雨明け発表以来の青空。今日は曇天。空の色合いに残暑じみたものがあって、雑に言えば夏も後半に差し掛かっているのだなと思う。時折、今夏は日照が足りてないなんて話をする。一昨日雲間に月が覗いたきりで星は随分と見掛けない。
名を知らぬ雑草の区別はそれなりに面白く、先だってここに書き付けていた読み物では種を引くのが大変だし、これなら図鑑を手元に置いても無駄にしないかと、ハンドブックで持ち歩けそうな雑草図鑑を一つ吟味してる。
吉田篤弘の「遠くの街に犬の吠える」、これは表紙だけ見てるのだけれど、空と雲だね。「空ばかり見ていた」で一度やったテーマのように思える。ので、趣きはまた異なるのだろう。直近の「ブランケット・ブルームの星形乗車券」しかり、この作者は青や水色を好むようだ。あ……アンドルー・ラング著「夢と幽霊の書」なる邦訳に吉田篤弘が巻末エッセイを寄せてる。8月22日(火)。
FM COCOLOやFM802の評判が良いから、近くradikoで聞いてみると思う。
宵闇にキリギリス系やコオロギ系の虫の音が響く。緩やかに季節が移ろう気配を感じてる。