2018年12月7日(金)

ふとしたことから、高校の夏休みに自転車旅で通過した「那須甲子有料道路」のことを思い出していた。料金所の職員さんが軽車両の通行料金100円を半額の50円にまけてくれたんだよね。あのおじさんは今ごろなにしてるんだろ、十何年も経つけれどお元気だろうか。ママチャリに付けていたキャッツアイのスピードメーターが40だか50km/hを出すようなアップダウンだったなあ。あの旅の前に母から買ってもらったのが、今もこうして使っている、ベルモントのチタン製マグカップだった。ああ、本当に懐かしい。那須から17号線を遡上して件の別称ボルケーノハイウェイを通り、そこから白河の花火大会の夜を太平洋側に抜け、原発を認めつつ通過し、犬吠埼の方向へ向かったはずだった。梯子のような日の光が海原に降り注いでいたのはおそらく、塩屋埼灯台の記憶だったように思う。灯台守のおばさんと話をした覚えがある。当時使っていた手帖を読み返せばもう少し詳しいことが分かるかも知れないけれど、思い出に引きずられそうな気もする。やめておこう。

去年の冬はなんか北陸行きたいとかここで言っていたし、今は周期的に、遠くへ行きたい時期なのだな。

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