多少ましではありつつ気は沈む。修理されたモニターを元の場所へ戻して部屋をすこし掃除したあと、お昼はインドカレー店でほうれん草カレーとはちみつのかかったナンを食べた。店員さんが「あなたのこと覚えてますよ」とおっしゃった。ここへくるのは三度目で、前回はそこそこ前のことだったと思うけれど、なるほど。じぶんより前にお会計していった方と店員さんとのやりとりがたまたま耳に入り、お客さん側の「わたし大学生です」や「日本語お上手ですね」の言葉に、んー、と思った。日本語お上手ですねってこの時代としてはなんとなく違和感のある言い回しのように思うのだけど、そのくらいの世代のひとでもべつに気にはしない事柄なんだろうか。じぶんが引っかかったとき意識の俎上に載せているだけかもしれない。サンプルがひとつにつき保留。買いもののあと2時間ほどカラオケしてた。気が晴れるかと思ったものの、あまり、という感じ。それはそれとして、ただ歌うだけでも気持ちよいけれど、伸びやかな声で自在に歌えたらという気持ちがあるね。端的に言うとうまく歌いたいという。うまく、というのは落とし穴かもしれない。ボックスというかブースというか部屋に入っているとほかの部屋から抑揚と伸びのある気持ちよさそうな歌声が聞こえてきて、あんなふうにじぶんも声を出せたら気持ちよいのかもという気持ちはなきにしもあらず。帰ってきたら退職についての書類が届いていた。しばらく前からハンガーラックが掛けている衣類の重みで倒れるようになり、何度もとに戻しても歪みやキャスターの破損があってどうにもならなそうなため、頑丈なのをネットでポチった。根本的にはシーズンもの以外は衣類棚へしまうのがよかろな。一年じゅうスラックスと長袖のオックスフォードシャツで済ませているのになんか微妙に衣類がある。思うのは、内言の言葉遣いを変えたらじぶんが変わるのでは、ということ。しんどいときに思考が毒と呪詛に満ちているのはそうなのだけれど、内側の言葉遣い自体もふだんから粗い、粗野なんだよね。わりとこんなところを変えることでいろいろな影響が出てくるのだろなということは、お会計の際にお願いしますとかありがとうございますとか伝える習慣を身につけてみたことで実感したから、してみるのは悪くないかもね。いま考えていることはなに? とモニターの前でぼんやりしていたらすこし経った。あとはのんびり。
