2025年8月4日(月)

昨晩未明の就寝から目覚ましをかけず、遅くに起きて仕事へ。心身のコンディションが微妙にすぐれないなかよく頑張りました。頑張らなくてもよいのだけれどね。朝に相対したコンビニの店員がやな感じで、その感じがうっすら尾を引いている。じぶんもつまらないことを大きくしてしまうものだなと思うけれど、それはベースの体調がよろしくないしるしということで、ほどよいところでお布団へいこう。先日の視聴つながりで、Spotifyにて『菊次郎の夏』のアルバムからSummerを聴いている。このアルバムジャケットがすごくびびっとなるなあ。上のほうではまさおくんが手を挙げており、下のほうではビートたけし扮する菊次郎が手を望遠鏡のようにあてがって遠くを眼差している。少年のひと夏の思い出という表向きのテーマからすると、なんかとても鋭利でぎらっとした感じさえする。無軌道な菊次郎のなかの、まさおくんとのあの道中でいまを生きていた=過去と未来を眼差そうとしていた体感、あるいはそれらが眼差せないという空虚さを伴った体感が、このジャケットからひりひりと伝わってくるような気がする。このSummerという音楽は夏の涼しいところに乗って流れてくるようで、これから先の時代はいっそうこの懐かしさや憧れが強く感じられるようになるんだろね。ほんとうに胸が切なさでいっぱいになる曲。

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