2025年5月10日(土)

面接からそのまま内定というかたちに。美術館の後ろにある池やお庭は震災以降さして手入れされておらず、懸案の竹は敷地内からはみだしかけており、植栽も勝手の分からないひとに剪定されたらしい、という感じだった。うん、やるべきことはすでにおおよそ把握できたし、じぶんひとりという人的資源ではあるものの、できる。道具もあり、必要とあれば購入していただけるとのこと。こちらのやる気と体調に応じて一日何時間か×週三日をベースに、天候と季節を勝手に判断して勝手に勤怠してもらえたら、というお話になった。庭師ということでよいのかな、願ってもない条件。ほか、ゆくゆくはお庭の山野草を撮ってもらってその開花状況をサイトで告知したいねえとか、こちらのポストカードをこの美術館で販売してはどうか、それにいくらほどの値段を付けているのか(まだつけていません)、といったお話までいただいた。「わたしはガレから、あなたは写真から植物の美しさを知り、それが交わったのね」とのお言葉をいただいた。帰り道の車内では担当スタッフさんと驚喜。きのうもでしたけれど今夜はほんとうにいい酒が飲めますよ、とおっしゃっていた。その方はいまの支援職に就いて8年ほどになるものの、こんなふうに気に入られて即座に就職が決まるケースは初めてだとか。こうしたことも起きうるという一例にしていただけたらうれしいな……。来週で通所は終わり、再来週からはさっそくお仕事。一週間後にはもう立場が変わっているという、おとといまではまったく想定していなかった状況にいる。ここまでたいへんよくがんばりました。いまはひとまず休もう。

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