引き続き暖かい日。庭に出てクレマチスの誘引などした。月曜から水曜にかけて雨や雪の予報が出ており、引きこもるつもりで買いものへ。夕餉を食みつつ『岸辺露伴ルーヴルへ行く』を観る。担当編集者の泉京香になんとなく共感を抱いてしまった。お人好しでありつづけることは単純に言って困難なのだけれど、傷が逆にそのひとをそうさせることはあり得るかもしれない。印刷物の注文第一弾が届いて見比べた。ジークレー印刷はカラーノイズまで表現されてしまってごまかしが利かないね……。印象のよさや黒の引き締まり、紙の質感ではトーションがいちばん好ましいと感じた。次点のアルシュ水彩紙はそこからもうすこし均一な感じ。ファインアートキャンバスは布という唯一無二の気持ちよい手触りがあるものの、インクが染みこみやすいのか鮮明さは抑えられてぼってりした発色。半光沢の写真用紙は緑の発色がいちばんよく、写真としてならよい選択肢。以前注文して緑の発色に少々へこんだ通常印刷/Mr.Bスーパーホワイトも、見比べてみるとわりあいよい感じ。ほかにもまだ届く予定。思うのだけれど、じぶんは自己肯定感が低めだったりするんだろうか。思い当たる節は多いもののうんざりしてしまうね。おそらくじぶんの怒りをじぶんが大切にしないところに大きな滞留があり、掘り下げていくと防御を取り上げられたり感情を尊重されなかった過去に根がある。それでもなおこのありようはいい線行っていると感じるから、このままマイナスをゼロにするところまで行こう。その先は分からないけれど気持ちいいはず。