なにかしようと思っているうち眠り込んでしまった。そういうこともあるよ。仕舞いきれていない本と服を収納したくて、手ごろな棚やチェストをウェブで漁ってる。大元にあるのは、そろそろ身の回りを整理してノイズを取り払い、そこからじぶん自身に目を向けるなり身体のケアに入るなりしては、という気持ち。こうしたことはできないコンディションのときにはまるきり取り掛かれないことなので、とくに力むでもなくすっと検討に入れるのはよい状態。体調によってはひとりで過ごしているだけでストレスを感じることに対して、これが身体の生きのびようとする必死の反応なんだなー、よくこれだけの歳月をこのストレスに適応してきたなー、とあまり感情も伴わずに思う。この生きのびようとする反応にもういいんだよ、だいじょうぶ、とこころと身体の両面から伝えることは、変な言い方になるけれどじぶんを愛する練習なのだな。ここまでこじらせているかは別として、たぶん世の中のわりあいな人々が、愛着や生育過程からくるこうした寄る辺のなさを抱えていることを思う。
