2025年10月19日(日)

本を読んだり、身繕いしたり、茹でた栗をむいて過ごしたり。作品を収めつつ紙の質感を直に見る、という理由でポートフォリオボックスによいものがないか検索。イルフォードのA4サイズはいちばん素敵だけれど、お値段もいっとう素敵だこと。ほんとうはこういうのA3が基本なのだとか。作品を見てもらうということの意味を考えたときにその金額が割にあうかということで、いますぐ決めなくても……という及び腰の思考になるのは、ポストカードをオフセット印刷で作るとしたらまずはこちらにお金をかけては、という案があるから。オフセット印刷は大量に刷っても価格がさほど変わらないものの、基本が高くつくねえ。仮にお試し+10種類を刷るとしたら出費を数ヶ月に分ける? オンデマンド印刷のものを無料配布したとき、素敵だから販売したほうがよいですよ、というありがたい感想をいただいて、そのことがなんとなく頭の隅にある。それと別に考えているのは、新しい8ホールのブーツを買いにドクターマーチンの専門店へ行けたらよいなということ。いま履いているそれは愛着はあるけれど、もう艶が出ないくらいにくったりしてる。都内へ行くのは疲れそうね。だいたいお金と気力の話してる。ほんとうにしたいのは、淹れてあるお茶と栗でこのあとのんびりすることなのだった。そういえば、じぶんたちが抱えて苦しみもしてきたものを、いまのじぶんが預かることにした。みんなには荷が重くても、もういまのじぶんなら楽に持てるくらいのものだしね。とはいえこうした預かりものを散らせていくには生身の工夫が試されるところで、そこはみんなが協力してくれる。もうだいじょうぶとそれぞれに約束もした日。それはそれとして、自然へ目を向ける機会がめっきり。思い出すように触れていることだけれど、軸足はそっちに置いていたほうが自然体でいられるよ。

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