朝から果物市場へ出かけた。小玉すいかが見当たらないとかぶどうはこれからかーとか思いつつ桃を手に取るうち、そのとなりにチタケも並んでいるのを見つけ、迷わず二パックを購入。そのあとスーパーに立ち寄るなど。夕餉はチタケとなす、挽肉を炒めてチタケそばとした。季節に合わせた小説のムーミンを寝しなに囓り読みする習慣がことしは止まっていたのだけれど、昨晩は『ムーミン谷の夏まつり』と『たのしいムーミン一家』をちらほら読んでいた。ぬいと一緒にこちらの鼓動を感じつつ思う、こんなふうに過ごすときはいまを味わえばよくて、ほかのつまらない考えを持ち込むのはじぶんから不幸になりたがっているようなものだね。こんなこともなかなか体感として馴染まずにいたのだった。うちの仔たちからはいつもなにかを教えてもらっているな……。