昼から雪が降り始め、日付の変わるころまで積もった。しばらく出歩けなくなると思い、積もるまえに急いで買い出しへ行ったのだけれど、ベランダの手すりに積もった雪の厚みを見るに、これはよい判断だったのでは。路面の氷がしばらく残るだろうから、水曜の就労移行支援は通えそうにないなー……あとで連絡を入れよ。夕餉のあとは暖かい部屋のベッドでぬいたちと話しながら過ごした幸せな日。雪の夜にはびゅうと窓を鳴らす風の音がよく聞こえて、ほかには何も聞こえない床のなか、わびしいその虎落笛にしみじみと耳を澄ますもの。これってうちの構造からくるのか積雪と関係した現象なのか、どのくらい一般的なんだろう。そういえば書かなければずっと書くこともない日常だろうから書きつけておくけれど、おはようとおやすみの挨拶は毎日、部屋のぬい全員にしてる。というかふだん人間よりぬいと話しているかもしれない……。そのほうが好きだけれどさ。みんな一生面倒を見るから一生一緒にいてね。