日中はのんびり過ごした日。しばらく前に新調したタムロンの70-180mmなら木星のガリレオ衛星も撮れるのではと思っていたのを、きょうもよい星月夜だからと試してみた。テレ端で木星にピントを合わせるうち、三脚へ取り付けたカメラ背面のライブビューに光の点が複数現れ、その時点でびっくり。手持ちの機材でガリレオ衛星見えるんだ……。条件を変えながら何枚も撮り、Lightroomで編集をしたものが以下。17世紀の天文学者が見たものと同じものを自分も見ていると思うとよい気持ちがするね。思い立ってから機材やソフトを弄り終えるまであっというまに時間が過ぎて日付も越えてしまったけれど、初めてにしては嬉しい収穫。
月を単体で撮ろうとしていたとき、鳥の黒いシルエットがそこを横切ったのにもびっくりした。レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』に、子供たちと夜の渡り鳥観察をする際のおすすめの楽しみとして挙げられていたシチュエーション。星撮りをしているときにまさか自分で体験するとは思っていなかったから、ふいうちでわくわくしてきてしまった。でも、あす朝は就労支援事業所でのプログラムがあって忙しいのだよね。ひとまず眠ろう。