きのうの気落ちを引きずってはいるものの、立ち直れそうだなーくらいのあんばい。なにか新しいことを求めたくなる気がした。当たり前のことであるけれど、人生をもし一本の伸びていく線に例えたら、いまこの瞬間は時間軸の最前線を進む、常に新しいものを眺めるなにかであるのだった。それから、もっか口笛を吹く周期へ入ったようで、音程にめりはりをつける工夫を見つけた。唇の横方向の動きを大きく取ること。音を出す際は舌の動きや唇の先の形に気を取られるけれど、横方向のそうした動きはわりと直接的に、音の動的さにつながる感触がある。