大手のフルサイズミラーレスをざっと調べるうち、どれを選べばよいかがなんとなく見えてきた。やっぱりソニーのα7R IIIの2017年モデル(ILCE-7RM3)……の、中古品がよさそう。この機種のマイナーチェンジ版(2021年モデル、ILCE-7RM3A)で大きく変わった部分は「背面モニターの解像度が144万から236万ドットへ増えた」ことくらい。そこに目をつぶることができれば、中古価格の30万円は20万円ほどに抑えられる。検討対象だった上位機種のα7R IVはさすがに高性能さこそ目を見張るけれど、写真ファイルが大きくなるとそのぶん記録メディアや編集環境も強化する必要があるんだよね。現状のK-50だと、RAW画像が一枚あたり12~13MBくらいでストレスなく編集できてる。α7R IIIではRAW一枚あたり40~80MB、α7R IVは非圧縮RAWで110MBを超えるそう。ファイルサイズの違いは編集環境の負荷に直結するだろうし、弄っているときのストレスは少ないほうがいいなと思う。それから手持ちのAPS-C向けレンズを流用した場合、α7R IIIでさえクロップしてもK-50の解像度を超えるから、そこを落としどころにしてよさそうに思えた。もっか新製品のα7 IVが国内発売待ちらしく、それを待てばα7R IIIの中古価格も多少は下がるかも、と期待してる。日没後に期日前投票を済ませてきた。当日の混雑は避けたいと思ってのことだったのだけれど、会場の建物も投票室も、疫病に対するリスク分散を考えてか、人口密度がわりと高いように見えた。