午後より雨。明日午前中にかけ雪またはみぞれになるとか。八重のコクチナシは昨日の深鉢へ移し、部屋のかき菜の隣へ置いた。一月くらい経って根と土がこなれたら表土に堆肥をやろう。そういえばそのかき菜はアブラナ系の黄色い花をまた咲かせてる。母の愚痴を三時間ほど聞いていた。収納のほうはおおかた片付いたから、残った段ボール箱の山とほこり、がらくた類の掃除は明日かそれ以降に。引越しじみた労力を注いで要らないものの中から紙切れや写真やはがきなんかを見つけ出した。そういうわずかなものが種々の記憶や感情のよりどころとなることに愛しさを感じる。箱詰めが済んで処分予定とした本や漫画類は15箱程、こんなに沢山捨ててしまって大丈夫かと薄ら引く。かつて身近に楽しんだ作品が多い。なにかしら、それが必要ないと感じたとき切り捨てる自分の潔さって、「そりゃやってはいけるだろうけれど未練はないの?」という心の問いも聞こえて、いちいち戸惑う。腰が疲れて眠たい。