Super Takumar 28mm F3.5をカメラに付けて散歩へ。日没の時間から逆算して、夕方の斜光が使えるタイミングで町の中を歩いた。このレンズはゴーストやフレアが出しやすいことで知られたオールドレンズらしく、僕もそれを期待して手に取ったのだった。たしかに簡単に出る。マニュアルフォーカスでピントを合わせることには自信がなかったけれど、風景が主でそれなりに絞って使うため、多少雑に合わせても鑑賞できるくらいのものが撮れた。ただ、やっぱり古いレンズであるらしく、白飛びや黒つぶれが起こりやすいうえに発色もうーん、という感じ。換算42mmの画角はとても使いやすかった。太陽を活用して光芒を乗せることができるレンズだから、思いがけないものが撮れそうだ。それはそうとして視力が落ちている。星でも見たものだろうか。