市内全域で野火を焚いたため、一日中遠景が霞んでいた。どこへ行っても末黒野の燻るにおいが鼻腔をくすぐる。祖父に文句を言いながらも、この野火に乗じて使い道のない木材などをありったけ燃やした。行動を他者に規定されることには嫌悪感があるのだよね。脈絡ないけれど、ポケモンGOでブラッキーちゃんがキノコや松ぼっくりやなにかを拾ってくるのがかわいい。そういうのが集めたくなるんだ? おみ足の肉球のあいだにわきわきって指を差し込みたい。なんか今年の冬は去年の今ごろみたいにやつれてはいないから、このまま上手いこと逃げ切って春へ飛び込みたいなあ。