以前ここに書き付けた水野一晴『地球が分かる地理学入門』を読み終わる前に、ブルーバックスの『新しい高校地学の教科書』へ手を出した。雑なもので、地理はイメージの補填で十分に満足してしまうし、高校に科目がなかった地学は今になり、こういうのが面白いんだと思えるようになってる。
時を忘れるような読書の没入感はこの先もう味わえないかもなあと、ときおり小さく諦めることがあるのだけれど、それならそれでと適応してる気もする。気分次第で好きなだけ並行して読むんだもの。ベッドに据え付けてある本棚が好奇心の集積地としての機能を果たしてくれており、寝しなの娯楽になってる。
それから、大気が確実に冬ではなくて、陽差しの高さや湿度など、移り変わる季節のそれだ。