2019年2月20日(水)

雨降りの夕。暗闇が語る嗅覚の饒舌さよ。いちどきに身体の感覚が緩んだかのよう。

ご近所な農家さん宅から闇に紛れてときおり漂ってくる、しいたけ栽培の培地に使われると思われるふすまだか米ぬかを蒸すもくもくとした香り、あれもじき今冬の嗅ぎ納めになるのかなあ。落ち着く感じがして、冬の夜のにおいとしてすっかり身に染み込んでしまった。

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