もらい物や見切り品の果物をまとめて盛り合わせにしつつ、お茶を淹れてる。香寿や蒼風の独特な香気は、半年とか一年といった時間が経つと成分が茶葉から飛んでしまうみたいだ。それでもなおお茶の旨味があるけれど。今年の松寿の生仕上げも、開封から数ヶ月後にはあの強烈な旨味がどこか平凡になっていた。お茶には鮮度があるんだなー。アッサムや中国茶には長期間寝かせて熟成させるものがあると聞くから、求める味や香りによって保存できる期間は変わる、ということなのかも知れない。運動したあとは味覚や嗅覚が鋭敏になるように思う。同じ理由で静かな夜が好ましい。雪の降る夜更けを待って烏龍茶を淹れるつもり。
ラジオ深夜便で流れていた守時タツミさんのCDを聴いてる。MOTTAINAI SOUND vol.3の白神山地”Shirakami”の2:37あたりから始まる、言葉にならない声の奔流が、いいなあ。冬の野山から湧く再生する力を思う。こういう感じの曲はとても好みなのだけれど、上手に見つけられていない気がする。適切な検索フレーズはあるんだろうか。
追記:
自分で検索した。スキャット – Wikipediaというのが該当するのかなあ。おおもとの好きになった切っ掛けはこれ。もはや人生観。