手帳の残りの厚みがもうほとんどない。いつの間にここまで減ったんだろ。いま使ってるのは無印良品の上質紙1日1ページノート文庫本サイズ 通販 | 無印良品。日々の雑事(それほどたくさんのことは起きない)を書き留めるにあたって、最初は名に聞くほぼ日手帳を使ってみたんだけれど、ここまで高級なものを使う必要ないなあと一年掛けるうちに思ったため、無印に来た。この1日1ページノートは手に入れやすい価格で、無骨なうえ強度もあるところが気に入ってる。ただ、使われている上質紙が文字を書いたときにちょっとだけ、インクで滲みやすい。油性の筆記具を使えばすぐ解決しそう。でも、万年筆で書く娯楽をプレピーで覚えてしまったから、ペンよりはノートを変えたいのだよね。そんなことを考えて隣町の文具店を覗いた。日が沈む時間帯で、ふだんの落ち着いた雰囲気からは意外なくらい、店内に人の気配がある。手帳コーナーをしばらくうろうろ。少しして判明したのだけれど、たぶん世間さまの需要は1日1ページのデイリーよりもずっと、ウィークリー寄りだ……一ページが七段に分割され、もう一方のページが自由なスペースになっているタイプの。一日の欄が狭い気がするのは、それほど書く需要はないってことだろうか。その場での判断を保留にして帰宅。いまこうして検索をしてみると、【保存版】ほぼ日手帳以外の1日1ページの手帳17冊をまとめました!(随時更新) というページに求めていたそのものな情報が載っていた。もう今年は残り少ないし、これからリンク先を閲覧して使うものを決めてしまおう。ほぼ日手帳は自分はもう使わなくても良いかなー、と思った理由は上記の他にもうひとつあって、手帳の前の時間を心地よくするために手を尽くしてくれている感じ、とっておきの歓迎をされている随所の工夫や、あのページ下のひと言などが、分かってはいてもなぜか、僕にはピンと来なかったんだった。僕が手帳に求めているのは自分の言葉だけと向き合う時間なのかも知れない。文具店の売り場には栃木県民手帳というものが積んであるのも見かけた。そんなんあるん。栃木県民手帳のご案内 が詳しい。おおまかな地域の行事が月ごとに載っており、これって軸足は栃木県のデータブック(携帯用)みたいだと思う。