遠景の霞がかった印象に春の兆しを見て取る。
Webで訃報を目にしていた橋本治という人物が、ちくまの冒頭で去年八月まで連載を続けていたその人だと言うことに、やっと気が付いた。
今季は積もるような雪は降るんだろうか、なんてスノーショベルやダンプなどの展示を見ながら思う。いちおう明日夕方に降雪の予報が出てる。
スマホゲームの『ALTER EGO』は徐々に引き込まれる作りをしていて、初見で選択肢を辿る楽しさがあり、良かった。「雇われた城に辿り着けない」ことが書かれた本はタイトルが思い出せないけれど、おそらく人生のどこかで読んでいるな……。物語の構造の近しいものはクラフト・エヴィング商會の『クラウド・コレクター』や携帯ゲームの『歪みの国のアリス』だろうか。制作者の思惑通り綺麗に三周してしまった。