猫は脾臓を摘出したよ。
血液検査のヘマトクリットの値が昨日27%→今日18%(検査機器の違いもあり正確な値ではないかも知れない)という数字で、人間側の動揺は伝わるだろうか。猫の食欲不振から検査での疑わしい箇所や家族の合意、そして手術までなんとか間に合い、しかも上手く行った、と言って良いとのことだった。子どもの握り拳大にまで腫れ、血らしい黒い部分が混じった脾臓を、破裂する前だったといった説明とともに見た。
幸運が重なったことに今ここで感謝したら、この先で頼りにするものが無くなりそうだ。ああ、でも、幸運だったのだと実感の無いままに思う。あの時は家族三人の判断も揃った。手術を担当して下さった医師から、退院や抜糸の予定があることまで説明されてる。尿と組織の検査結果が判明するのは後日になるため、現在は猫を医院のICUに入れてもらい、術後のショックが起きないことを待っている段階となる。
あとでなにかメモして今は眠ろ。