スーパーに入ると甘い匂い。桃とかプラムとかそんなの。少し前に二度、はしりの桃を食べる機会はあったけれど、それは忘れてた。
ああ、桃の匂いがする季節なのか。
どうも、いま過ごしているこの七月が、梅雨と盛夏に挟み込まれたボーナスステージのようで、とてもよく過ごせてはいるけれど、七月でございますみたいな実感は湧かない。立秋までの季節の巡りが駆け足なんだろうなあ。緑がきれいだなとか梅雨入り前のからっとしたいいお天気、みたいにここへ書き付けてたのがもう、日が沈めばなんとか過ごしやすい、くらい。
季節なんて勝手に巡っていくのだから、僕は折々に移ろいを眺められたらそれでいいと思う。
少し前、爪のささくれと身の回りの整然さを諸々のバロメーターにしていきたい、みたいに書いた。いま見ると両手の指にささくれは無し。先日は部屋のひとつを勢い任せに片付けた。うん、少なくともましな状態みたいだ。