夕空の東の、眠たげなすみれ色が綺麗だった。
2017年1月24日(火) 初午は二月十二日だそうな
卵黄の醤油漬け美味しゅうございました。しもつかれ……まあ、うん。今年も作る? 年にいっぺんだし、特に考えるものでもないし。ひとりで消費するのが問題だ。スーパーにしもつかれのレシピが置いてあったんでもらってきたけど、目分量でなんとかなっちゃうのよね。
それはそうと、カメラがないと手持ち無沙汰になる気がする。
2017年1月21日(土)
赤殻の鶏卵とアローカナなる南米の鶏の卵を一パックずつ頂いた。後者の殻は青というか薄い青緑色をしてる。割ると白身が盛り上がり、黄身も濃い橙でふっくら丸い。卵の機微なんてよく分からないのだけれど、昼餉で目玉焼きにしたところ妙に美味しかった。なんというか卵の味が濃くて、特に期待したわけでもなかっただけに小さな驚き。
前日まで雪が降り大部分は解けたのだが、夕刻に路面が凍り始めていた。遠くから雪除けの音がする週末って安らげて良いなあ。自分の担当する順番でなければなおさら。
烏龍茶は何遍も淹れられて自分向きだなと思う。旬の台湾茶がもうじき出回るため、凍頂や杉林渓の情報をぼちぼち集め始めた。50グラム程買えばまた次の年まで保つから実は気まぐれに手を出すよりお手頃。それと、人づてに聞いたネパールの春摘みも候補に入れておく。
2017年1月20日(金)
「おるもすと」を今さら読了。金曜日の本と銘打ってあるし、良いんじゃないかな。折り込みの折本(重言)を読むに、移り変わる舞台と受け継がれる物語のことを思う。
……千と千尋の神隠しを観てるんだけどこれは変なところにクるなあ。湯婆婆と銭婆がなんというか父方の祖母に似ている。僕はあの人がまだ生きているかどうかを知らない。「抱きしめられたい」が柔らかい傷薬のようで、初の糸井重里さんの本をゆっくり掬うように読んでおり、これがいま手元にあることがありがたい。付属していたカードには「自己肯定的。」とひと言だけ書かれていた。
千と千尋、おしまい。
「天使も怪物も笑う夜」のA面を聴いてる。たしかラジオ放送の趣向だったはず。「ソラシド」を出来れば今冬に読み終えたい。そのあいだに街の灯を見下ろせるところへも。まあ、ラジアンまで待つかね。
2017年1月18日(水)
カメラ店にデジ一のボディとレンズを持ち込んで、分解清掃やパーツの交換を依頼した。ざっと見積もって18-135mmの新品が買える料金になりそう。僕が最もよく使っている50mmマクロは、店員によればフィルムカメラ時代のものくらいに旧式だそうな。今はシグマのマクロなど、ずっと性能の良いものがありますね、なんて話を聞く。返ってくるのは早くて三週間、遅ければ一ヶ月以上とのことなので、そのあいだはトイデジでも持ち歩くか。福寿草の咲く頃には返ってくると良いな。
それと、近所の沼に飛来している白鳥から鳥インフルエンザの陽性反応が出たとのこと。人には普通は感染しないことと、死亡した野鳥を発見したら連絡を、という市からの喚起のメールが来たから、落ち着いてはいるけど人ごとのように考えるのは良くないな、っていう。
2017年1月17日(火)
Twitterで金星探査機あかつきに言及した呟きが妙に反応されてるなーと思っていたが、今日、JAXAのプレスリリースで金星の知見に関する発表があったため、それに巻き込まれての様子。それによると、あのばかでっかい弓状の模様の下にはスーパーローテーションとぶつかる地形があり、その波が大気の上方に伝搬し巨大な構造として現れる……自分用にかみ砕くとこんな感じらしい。
どうやら季節または時間によって、弓状の構造が維持されたり不明瞭となったりするらしく、リリースの内容からはそれの解明が今後の課題っぽいんだけれど、個人的には今回、ようやくあかつきが一山当てたねめでたいねって印象。道中待ちぼうけ食ったりなんだりで大変そうだったもの。ぶつかる地形としての「標高約5kmに達するアフロディーテ大陸」がやたら厨二だ。
カメラとレンズ全部を修理及びお掃除に出したい。そんで保証書が見つからない。なんでよ。箱と取説その他諸々は一緒に保管してあったから、どこか遣らないはずだよなーと望まないお掃除をした。使わないものも捨てっちまえとごみ袋に放り込んでいって、で、一向に見つからない。なにこれ保証外の持ち込みで修理する系か。幾らかかるのだろう。ちぬ。
店頭で購入したときになにか交わした記憶があるから、一縷の望みを託して保証書を保管していないかどうか店に電話してみるか。今のうちに修理に出せば、春先には返ってきて再び望ましい活躍をしてくれるはず。ああ……18-135mmの中古品買いたかった。自分の駄目さに改めてへこむ。
珍しく今夜はNHK-FMのMISIA 星空のラジオを聴いてる。この語り、やはり好みだなあ。夜遅い時間のDJとしてMISIAが優れている理由は、喋りに無駄が少ないからではなかろうか。
2017年1月14日(土)
この日記ファイルをブログ形式にしたくて、結果、Wordpressらしからぬそれの運用を試みてる。ただのテキストファイルってのは、Webブラウザとメモ帳があれば落ち着いて更新が出来るため楽なのだけれど、Wayback MachineやBotなんかのアーカイブにがっつり持って行かれる懸念があるし。ブログよりCMSを使ってみたい理由は親しんでおいて損は無かろうって下心から。ここ、そういう事を好き放題試せる砂場みたいな場所だし。
WordPressを設置してみた経過では、フリー配布の日記CGIでも僕の目指すものは得られそう。……なので、いちおう記事を作れるところまで持ってきたけれど、使い所だなあこれは。サイトのコンセプトは立ち上げた時からずっと「楽して手を抜いて運用」に終始してるんで、維持と更新が長続きするようなページの仕組みについて、もうちょい考える必要があるみたいだ。
いつだか頑張って拵えた構造が今でもサイトの骨組みとなっているのを顧みるに、一度「こうして楽をする」を決めたら、また長いこと自分の頑張りで食いつなぐんじゃないか。
2017年1月13日(金)
午前中、ごくわずかな雪片が舞っていた。明後日の明け方にマイナス十度以下という予報が出ているが、どうだろ。
小さく心折れることが積み重なると目の前がどんよりするなあ。時が過ぎれば何ごとも忘れてしまう、そういう事ですら薄らありがたい。ネガティヴな慰め。
夕空の色合いが綺麗だったんでスマホで撮ってた。微妙な緑の色合いはやはりというか、写し撮れずにいたけれど、柔らかい青色は割と手軽に写真へ収めることが出来るのね。Lightroomカメラは優秀だ。前々から考えていたものの一つとして、冬のあいだに那須の山影を撮りたい。
2017年1月12日(木)
冬の風物詩である花市へ行ってきた。
だるまの出店のあんちゃんにこれ撮っていいですかーとか聞いていると、にわとりのだるまを見栄えが良くなるようずらして置いてくれた。遅めの時間帯に赴いた為、帰り際には屋台がどんどん店じまいしていた。りんご飴、ちょっと食べたかったな。特別好きではないけれど、こういう機会でもないと見ないものだし。
日が暮れてからしんしんと冷える。こういうときは、静かな石油ストーブがあってよかったと思う。
2017年1月10日(火) 透明な40Wの白熱電球を見つけて嬉しい
アイデア大全という本が二十一日に出るらしく、近場で予約したものかと考えてる。アイデアもだけど著者に興味があるんだよね。いま自分すげえ偉そうに書いたな。で、それなら物理的な書店で買うほうが、売上で応援できるのかなと。
最近考えるのは自分の説明不足のこと。(ここで色々タイプしたり消したりしている)ああ、いつだったかこの日記で「ひとになにか説明をするときは投げやりにならず、誠意を込めた簡潔さで。」って書いたんだ。危ないあぶない、忘れるところだった。出来るだけそういう気持ちは通していこう。
梅の話を昨日ちらっと書いたのだが、今日になり都内でも、観測史上四番目の早さで梅が開花とのこと。明日明後日から今冬一番の寒さみたいな予報が出ているため、それが去ったらカメラ持って野の花でも探したい。