相変わらず食欲がない。立春が見えてきたとはいえ冬真っ盛りのいま、体力を削ぎたくはないのだけれどなー。
祖父宅から昨日、剪定していた梅の枝を六、七本もらってきた。水に挿して日の当たる机の上に置いた。その香りに期待してる。
相変わらず食欲がない。立春が見えてきたとはいえ冬真っ盛りのいま、体力を削ぎたくはないのだけれどなー。
祖父宅から昨日、剪定していた梅の枝を六、七本もらってきた。水に挿して日の当たる机の上に置いた。その香りに期待してる。
コアサーバーのDNS設定の記述をどこかで弄ってしまったらしく、このサイトがまたモバイルから閲覧出来なくなっていた、のを解消したつもり。
こうして問題を潰してしまうと、主に管理維持費の問題から後手に回っていたドメイン(だけ)の変更をする気がなくなるなー。jpドメインというのは、ほかのcomとかorgとかnetとかinfoとかとは扱いがやや異なっていて、僕が気に入らないのはjpドメイン更新料の高さだ。例えばVALUE-DOMAINで取得したここのだと、jpで名乗る為に年間に3000円くらいかかっていて、そこにサーバーのレンタル代などが加わる。これでも一昨年くらいまでと比べれば、プロポケサーバーからコアサーバーに来たことでレンタル代を安上がりに出来てるのだよね。何度か書き付けてきたけれど、ここを立ち上げてから唯一の明確なコンセプトが「楽をしてのらくらと運用する」だから、もっと身の丈にあったドメインを使おう、とは思うのだけれど。一般ドメインはだいたいどれでも今の半額くらいに持ち込めそうだ。ドメインだけ変えるのは基本的にはホームページのお引っ越し+独自ドメインの設定という手順になり、あまりやる気が起きない。
スーパーの総菜売り場に「たらの芽の天ぷら」とあり、そこだけ時空がひずんでいるようだった。野草など季節感を売りにしたものはそうたくさん食べられるものでもないから、旬に採れたのを味わうとよいように思う。正直に言うと心は少し揺れた。
夕暮れにISSの通過する様子を見る。
森林限界を越えて景色が開けてきたあたりから、人よりずっと背が高くぶわっと伸びたしっぽのような植物が、大地のあちこちで突き刺さるように生えているのが見えるようになりました。また、木々の鬱蒼としたにおいも散っていきました。
ごつごつした小石ばかりの斜面を道はうねりながら続き、空の頂は昼でありつつも青と呼ぶには黒くものすごく染まって、はるか上のほうでは強い風が流れているふうでした。
メルツェルは陽差しに焼かれて空を眺めるうち、その黒っぽい中にちらちらと瞬く光の点を認めました。それは昼の星でした。高いところ、空に近しいということは、そのまま宇宙が目の前にあるということなのでした。
満月。
日没に取り残された青い気配が、その黒さを増して夜を運んでくるころ、メルツェルたちはとっくに張り終えたテントの中で風と砂とを避けながら、ささやかな焚火を囲んでいました。それで夕餉やお茶の準備をしたり、冷え込む沙漠の夜をやり過ごそうというのでした。
砂混じりの風がテントを叩く音や座り込んでいるらくだたちのしわぶき、火が爆ぜる音や食器の触れ合う音、ときおり交わされる小さな会話だとか途切れ途切れな楽器の音色など、夜の沙漠では様々な音が身近に、また安心できるものに感じられるのでした。
宵闇が深まるにつれ、夜気が降りてくる様子を皆で感じ取りながら、誰かが炭を一つ二つ火にくべました。その拍子に外の空気を吸おうと、明かりを持たずにテントから出たメルツェルは、空を見上げてはーっと息を呑みました。そこには沙漠の砂ほどの星々が輝いていたのです。
Twitterの純度が高まれば裾野はしぼむし、それ自体で循環を始めてる。オンラインの広くて自由な場所という感触に、かつてほど期待を持っていない、だろうか。
フリーマーケットで目にしていた数々のランプの一つを今日、言い値の千円で手にしていた。道の駅でフリマを覗くようになって何年経つんだろう。いろんなランプが入れ替り立ち替りに露天を通り過ぎていったけれど、今日はちょっと通り過ぎて引き返したら、わりあい悩まずに値段を訊いていた。やや小ぶりで平均的な姿をしたやつ。家に余っていたパラフィンオイルを注いで灯すと普通の黄色い炎が立った。
稲荷にて水芭蕉の芽を確認した。あと一月もすれば座禅草だって咲いているはず。うちの福寿草の古い株は正月くらいから芽が出ており、去年末に地植えにした株はまだまだといったところ。
Bandcampから、仲野順也さんの「Mystic Ninja -Junya Nakano Trax-」と「POLYPHONET COMMENDATORE -JUNYA NAKANO Side-」をダウンロードした。どちらも架空のゲームのサントラという趣向。まだまだ食欲不振。
道の駅の花卉売り場にて、盆栽仕立てになっていた梅の香りを嗅ぐ。うちの蝋梅もほんの少し咲き始めたし、立春までもうちょっと。肉を食べてやり過ごす。
蛇足のように書き足すと、フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を読了していた。これで心置きなく次の本へ手を伸ばせる。最近は水野一晴『地球が分かる地理学入門──気候・地形・動植物と人間生活』(ちくま新書)を入手して、おさらいのようにかじり読みしてる。地学の入門書もあればいいなあと思う。また、椎名誠の紀行ものやムーミンを再読してる。
食欲の無さと、若干の火照りを感じる。早めに眠ってしまおう。
祖父宅にて丸太を切ったり焚火をしたり。叔父がまた入院したという話を聞く。
インセンス(お香)を連続して立てるとき、例えば今だと、街路→春の兆し→沙漠の夜→星空→夏の朝の通り雨、みたいに香りに合わせた、言葉無しでイメージが連続しただけの、なんというか次元転移的なお話をつくる。うん、特にオチとかない。嗅覚を行使することって体力を使うから、今は余裕がある状態なのだろう。