2019年4月4日(木)

明日の寒暖差は二十度ありそう。直近で読んだ本十冊のうち九冊が椎名誠のエッセイで、残り一冊は平松洋子の『夜中にジャムを煮る』だった。ぜんぶ古本。

2019年4月2日(火)

椎名誠の本をいくつか読み進める。春、ていうか冬の終わりは、旬の果物の少なさがさみしいかもなあ。年中流通しているトマトがありがたい。

2019年3月29日(金)

改訂されたトーベ・ヤンソン/下村隆一訳『ムーミン全集[新版]① ムーミン谷の彗星』(講談社)を購入。ちらっと読んでみた感じ、ごく細かい表現にちらほらと手が入れられているみたいだ。ムーミンの本に関しては、青い鳥文庫の装丁が頑丈かつ長い再読に耐えるから最も優れていると思うのだけれど、今度のは段組などの構成を変えずに四六判&フォント大きめとなっており、全体の読みやすさが改良されているなーと感じた。蛇足だが、講談社文庫のは薄く軽い代わりに、綴りが脆く紙は変色しやすい。

個人的に、ムーミンにはあまり商業的になって欲しくないという思いと、忘れられない程度に人目に触れて欲しいという思いとがある。ただ、細かいことを言い出すとコンテンツの害悪でもあるしな……。

2019年3月28日(木)

風の強い日。警察署前の御稲荷さんでは老木の桜が既に七分咲きといったところ。毎年、桜を追ってばかりで水芭蕉を観損ねているから、そちらも忘れないようにしたい。

園芸向けのホームセンターでアシタバと蕗の苗、それからボリジの種を見繕う。蕗は広い半日陰を探そう。ボリジは花の美しさを当て込んでいる。

五葉のあけびを祖父宅の生け垣に見つけたから、もう少し経ったら一本もらいに行く。これはいずれ、三つ葉のあけびと共に大鉢の行灯仕立てにして、その花や果実を楽しみたいと思ってる。