2021年11月26日(金)

秋まきの播種を始めた。デルフィニウム・センチュリオン・スカイブルーとスイートピーのブルーリップル/ピンクパールをひとまず水につけた。百均で紙製の播種トレイを見つけてきたから、あしたそちらへ種をまく。注文した苗もすべて届いたことだし、あす朝に入っている歯科の予約から帰り次第、事前に決めていた配置のとおりに定植を進めるつもり。『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』観た。ままならない家族の話だったのだけれど、未来へ受け継がれるものも描かれていた。人の去り際があまりにもあっけらかんとしていて、なんかたまらなくてそこを繰り返し見入ってしまった。きのう書き忘れたのだけれど、教習はようやく卒検の予約を入れることができた。

2021年11月24日(水)

みきわめは「もうちょっと練習したほうが」とのことだった。友だちにその愚痴を聞いてもらい、これを片付けたらのんびり過ごそうと思えたところ。(そんな生き方だと)いのちがいくつあっても足りない、と言われた。いろいろとアドバイスをもらったり、主治医の表情が曇っていたことも思い出したりで、今回のスケジュールの詰め方はこのへんでいったん止めることにした。あしたはまた見きわめを入れてしまっているけれどね……。

2021年11月23日(火)

きのうに引き続きしんどかった日。午後から持ち直して創作を進めたり、オンライン創作 #ペーパーウェル07 の印刷のためコンビニへ出向いたりしていた。アブサンの空き瓶がいい感じに手に馴染むので、これを使って次の週末あたりに天気管をつくりたい。樟脳の入手だけがネックだけれど、町の薬局を巡れば適切なのが手に入るのでは。

2021年11月22日(月)

しんどい日だったなー。起きる前、すでに夢の中から「きょうはしんどい」という手応えを抱いての目覚めだった。宵のこの時間になり、多少はやり過ごせたかなと思うけれども。日がなしとしと雨降る日だったから、これまでのスケジュールの疲れに加えて、気象や気圧配置も気分の変動に影響したのでは。こうしたときは休むとき。

2021年11月19日(金)

歯の手術は思いのほかすんなりと終わった。上顎へ麻酔をしてすぐに骨を削られはじめたのだけれど、想像していたような頭を揺さぶる衝撃ではなく、さくさくと掘削する感じの一定の振動が伝わってきた。もはや心は死んだのだという気持ちでその振動に耐えながら思ったのは、なんか、うちの創作に現れる人たちからの励ましだったな……。そうした人たちに、いつのまにかこちらが支えられていると感じることは、この世の神秘のひとつと言ってよいように思う。あなたたちほんとはどこからきたの。20分ほどで手術は終わり、先生から「意外とすんなり終わったでしょう」と言われた。はい。口をゆすぐ際になにかじゃりじゃりした粒や固い棒が刺さっている舌触りがあり、ああ骨を削られたんだなーと奇妙な感じがした。ずっと緊張していたようで手術同意書を持ってくるのを忘れた。あしたもう一度診てもらう予定。

2021年11月18日(木)

定期通院と面談。『コーヒー&シガレッツ』観た。手持ち無沙汰をたばことコーヒーでなんとか……できない短編映画集。同じ監督の『ナイト・オン・ザ・プラネット』はタクシーの中で実にうまそうにふかしていたのに、こちらのまずそうな表情はなんというか、たびたび身に覚えのある気まずさ。でも、たばこもコーヒーもそんなもの、そんなときのものかもね。やまだないとさんの近しいタイトルのマンガが好きなのだけれど、そちらをときおり思い出しながら視聴していた。あちらのマンガは年に一度か二度ばかり読み返したくなる。また引っ張り出そうか。映画序盤の気ぜわしさは終盤で静かな休息へと向かい、そこに静謐と呼ぶような美しさがあった。スタッフロールの陽気さもおいしい。あした歯の手術につき死んだ心でやすむ。

2021年11月17日(水)

教習はあとはみきわめを残すばかり。明後日の歯科との兼ね合い(術後の痛みがどんなか分からない)が気になるけれど、とりあえず一週間後にその枠を予約した。操作の飲み込みこそ悪くても、慣れたらなんとかこなせるものだね。あしたは定期通院や面談があるから、遅くならないよう休むがよかろ。夕方に立ち寄ったホームセンターでは、茉莉花のしっかりした苗が650円から100円に値引かれて、いくつも投げ売りされていた。ああー、うちにはもういるから買わないけれど、それにしたって茉莉花が100円て……超お買い得。意味なく写真に撮った。それとは別に、ことし最後の苗の注文ができたらと思い、気になっていた品種を再度検索し直したりピックアップしている。世の中の園芸好きも同じことを考えているのか、自分がよく利用するおぎはら植物園さんのサイトには「アクセスや注文が集中しているからなるべく分散してね」という旨の文章が載っていた。

2021年11月16日(火)

疫病が再流行する前に済ませたいと思っていた、コートを探しに出かける用事をきょう済ませた。コートそのものは一年前から逡巡していた件。今週の金曜に予定している手術のあとではしばらくフットワークが鈍るだろうし、そうなれば世情と相まってこの件をずるずる先延ばしにしかねない、と思ったのだった。それで朝から宇都宮へ。福田屋/東武宇都宮とその周辺/ベルモールを覗いて回り、十年ぶりくらいにスタバへ入って考えをまとめ、いちばん初めに試着した店へ戻って緑色のチェスターコートを購入した。途中、書店を覗いたばかりに時間と資金を注ぐことになったり、原付の後輪がパンクして近場のバイク屋さんに助けてもらったり、いろいろあったおかげでくたくただ。あー、もうふにゃっとしはじめて文にまとまりがない……。バイク屋さんはお年寄りのご夫妻とお兄さんで営まれていた。修理担当らしいそのお兄さんはばきっとして生粋のライダーのような方で、素早い作業の傍ら、壁にあった宗谷岬のステッカーについての話や、こちらが帰りやすいルートのことなどを教えてくださった。あちらとしてはわりとよく舞い込んでくるトラブルらしかったけれど、僕としては助けられた一件だったから、隣のスーパーでみかんを買って持っていったのだった。東武五階の書店では、関心を横へ拡張する貴重な機会だからと、美術の基礎/詩/歴史辺りの本を四冊、背表紙買いした。きょうは一日中移動して疲れたけれど、人の親切に触れ、余計なことを考えるひまが存在しないくらい幸せなことに没頭したんだと思う。生地のぼってりしたダッフルコートもいいね、と陳列を見ながら思った。もう眠ろう。