HD FA 43mm F1.9 Limited(シルバー)が届いた。これは確かにパンケーキだな……。一点気になった箇所として、LA-KE1経由でα7R IIIに装着すると開放F値は2.0になる。若干寄れないところはクローズアップレンズでカバーするつもり。ちょっと気疲れしてしまった。
2022年1月4日(火)
地元の神社に初詣。境内に常に誰かしらいる、くらいの人影だったのは、やっぱりみんな人混みを避けてやってくるんだろうか。参拝のあとで参道を逸れ、いつもの墓地脇の日だまりへ立ちよった。地元の人が抜け道に使うらしいほかは、ちょっと忘れられたような場所だ。意図的にくつろぎたいときするように、視覚へと集中しがちな感覚を聴覚や触覚、嗅覚などに分散しながら、桜のこずえの先にある空を眺めた。いまはこんな感じ、と思う。初め駐車場から境内へと上がってくるときに市街を一望したのだけれど、そのときにも思ったのが、なんというか、今年もこの町の世話になりそうだ、ということだった。いいんじゃないかな。自分自身の時計はまた動き始めたことだし、いずれどこか遠くへ出かけるにしても、ホームポジションはここにあるってことだ。季節のきのこや山菜が採れる場所を知っていて風景には記憶が宿っている、ひとところに暮らしながら培うそんな事々も、わりあいな財産なんだろう。納得ずくで生きられるわけはないのだけれど、じたばたできるわけでもないのなら、自分自身が導く了解を大切にしたい。帰り際におみくじを引いた。吉。雪融けでようやく春が訪れた運気とある。徐々に好転するから着実に/堅実にというのは、わりといまの状況を指しているようで、この内容を引いてよかった。帰り道、地元の冬の祭りが開催予定なことを道ばたの看板で知った。これは冬場のちょっとした楽しみだったから開催されるなら嬉しいけれど、疫病の第6波がじき来るんだよね。様子見。
2022年1月3日(月)
寝正月。年末からの糸が切れたみたいな過ごし方だ。
2022年1月2日(日)
引き続き寝正月。午前中は墓参りへ出かけた。あす明後日あたり、初詣をしに行けたらよいな。
2022年1月1日(土)
昨晩のうちに雪が積もったのを、新しいカメラで撮った。こうした写真は素材用に貯めておく。とりわけ書くこともなく、のんびり寝正月。
2021年12月31日(金)
ゆく年くる年を母と観るうち年が明けた。これまで幾年かのような、神社へ行かねばとか挨拶せねばといった気負いはないなー。のんびりするうち眠くなってしまった。茉莉花や播種した苗は個別の鉢へ移植した。もう今年だけれど、今年は手にした幸運を手放さないよう、このまま進みたい。
2021年12月30日(木)
家の窓拭きのあと回収センターに向かい、それから買い出しへ。気になる場所はこれでおおむね綺麗にできたから、あしたは残りの目立たない場所を加点方式で掃除するつもり。こう書いていて思ったのは「ハイスコア? 狙ってるの? なんで?」ということだった。ほんとほっとくと頑張りたがるやつだな、ここからはもう休息に入るところ。ほか予定としては、手元の苗や挿し芽をポットへ移し替えたいのと、餅を仕入れに直売所へ向かいたい。さっきラーメンの生麺を茹でていたところ、左手に持ったスチロール容器の差し水がふしぎに透明で美しいのに目が行って、その揺れる様子をまじまじと眺めながら考えてしまった。儚いこの容器とこの透明な液体とがここに存在するためには、太陽系以前の超新星爆発が二度や三度は必要だっただろうこと。自分のこうした驚きは、もしかしたら感じることそのものは重要ではないのかもしれず、驚きという概念そのものは人間が滅ぼうが存在しているということなど……。ラーメンはおいしゅうございました。ああ、動き続けて疲れた。早くお布団へ行くべし。
2021年12月29日(水)
八百富からやっとマウントアダプターLA-KE1が届き、装着。フルサイズのα7R IIIに着けて撮る31mmはかなり広角寄りだった。最初の一枚はあとあと印象に残るものだからと、庭へ出てめぼしいものを探し、畑のロゼット状なフェンネルと鉢植えの三色すみれを撮った。きょうは洗面所と部屋の掃除を済ませた。あしたは買い物を済ませたり、家の窓を磨いたり、新しいカメラを持って少しふらふらとスナップ撮影もできたら。きのうここに書くのを忘れたのだけれど、放っておくと気が滅入ってしまう。
2021年12月27日(月)
目覚めると軽く雪が積もっていた。なにもせず過ごしてしまった。しまったって、年内のタスクはもう片付いているから、罪悪感を覚える必要もないはずなんだけれどね。地球の歩き方の古本が届いた。『地球の歩き方 中米 2016~2017』と『地球の歩き方 南アフリカ 2018~2019』。前者は中米七カ国、後者は南アフリカ七カ国の情報が抱き合わせでまとめられてる。もっとマイナーな小国だと、紙媒体では刊行されておらず、「地球の歩き方」Web上に情報が掲載されていた。スリナムの情報を紙で読みたい……。なんとなくこのシリーズには、全ての国と地域の情報が個別に書籍化されているようなイメージを抱いていたよ。『地球の歩き方』をめくることは、高校の社会科の授業から僕が連綿と継承している、地球のイメージを養うことの、その延長線上にある娯楽なんだと思う。世が世なだけにたいへん都合のよい趣味と化している。もしかしたら、掲載されているどこかの国へいつか実際に向かうかも知れないし、いまはそれはなにひとつ分からない。とりあえず異邦の成分を補給しようか。今年の晩春から秋頃にかけて、心気症の影響で頭が痺れるようにぼーっとすることが多かったのだけれど、いまになってその症状はなりを潜めた。投薬とストレス量の緩和のおかげだろね。そんなわけで今年の前半は身体のコンディションについて悲観的な思いを抱いていたものの、ここへきてやっと症状を追放可能なめどが立ったから、このまま症状を制御してしまいたい。
2021年12月26日(日)
あれ、きのう書いていなかった。といっても、なにもせずに休んでいたのだけれど。きょうは回収センターへ持ち出したい家具を分解し、ひもで梱包する作業をした。庭の空き鉢やブロック類もここまできたら整理したほうがよかろうな。外壁物置を検討するのに必要だし、パーゴラを計画するのにも影響するから。クレマチスのアドベント・ベルズは寒さのためか、青い葉が花を付けたまましおれていた。雪が降る天気だったしねえ。強い寒気が日本上空にせり出しているとのことで、明朝から年明け以降まで、最低気温がマイナス5度や6度という日が続く予報が出てる。日本海側を中心に大雪となるなか、ここはうっすらと雪化粧をした程度で、しんと冷える夜空には星が輝いてる。あしたから掃除を始めよう。「ユキネコむにゅぐるみS」をポチった。
