2022年9月14日(水)

それなりに行動できた日。八月のころと比べたら元気になってきてるから、体調に注意さえしていればできることはまた増える、と思う。サイズが一回り下のワイシャツとスラックスのフレアパンツをおろすことにした。んー、もう少し冷えてきたときのために、上に着るニットを一枚新調したい。就眠がすこし早くなっているのはよい傾向。それから、秋恒例の『ムーミンパパ海へ行く』を読みたい欲がことしは希薄。自分が変わってきているのかもしれない。

2022年9月12日(月)

いただいたお手紙のお返事にやっと手をつけた。口笛を吹くとき、喉の奥で空気を調節して音を出す癖があったのだけれど(ここ一、二年くらいでついた)、舌の先を動かして音を作るよう心がけていたら、こっちの動きがメインの吹き方へうまく戻ってきた。音が滑らかに出るのはこの後者の方なんだよね。

2022年9月11日(日)

午前中はきのうに引き続いて草刈り。そのあとカロリー切れでぐったりとまどろんでいた。夕近くになり、散歩コースを開拓したいなーと思っていたのを実行。Googleマップの航空写真であたりをつけながら、踏み込んだことのない近場の林/田んぼ/集落にある山道やあぜ道を原付で確認して回った。そちらへ夜になって散歩をしに行ったところ、見晴らしのよい開けた場所へ出た。近所にこんな眺望のよいところがあるなんて意外だった。少し小高いから、遠く鉄塔の赤い灯りが点滅しているのを見渡せる。星を見るにも向いていそうだ。思いがけないものを見つけようと思ったら、必ずしも遠くまで行く必要はないのかもね。

2022年9月9日(金)

ひと月ぶりくらいでNPOさんとこへ行って本を読んでいたら、前年にお世話になったスタッフの方からお話を受けた。その方はことしの12月で退職されるとのこと。担当した方々には噂になる前にお伝えしたくて……と仰った。年度末は待たずにとか次は全くの別業種へ、という話しぶりから、なにかしら事情があってのことのかなと思ったのだけれど、そのへんの質問はせずに感謝を伝えた。12月まではこちらにいらっしゃるとのことで、それなら自分としても来訪の頻度を増やしたいですね、とか話したり。打ち明けて下さったとき反射的に涙がにじんでしまったのが、この方の存在は大きかったんだなあと改めて感じることだった。この場はいろんな人の作用で動いて生きているんだなあと実感する。『永遠の門 ゴッホの見た未来(吹替版)』観た。序盤の、自然の光のなかを生き生きと逍遥する彼に、何度か泣いた。初めの夜明けのもと、麦畑を走ったり土を肌で感じたりする彼のそばを、一緒に走り回りたい衝動を感じた。自分の不眠症が解消されつつあったころもやっぱり、目覚めてすぐ光がほとばしる夜明けの空を、ああした衝動に駆られて夢中で眺めていたから。作品の画面が終始揺れ動いていたのは、ゴッホの心境を反映した揺らぎだったのかなー……なんて思いながら観ていた。しばらく前から読みさしだった安友志乃『撮る人へ 写真家であるためのセルフ・マネージメント』(窓社)を読み終えた。趣味で写真を撮るけれど……という自分が(職業にはせずとも)これからなにをしたらよいか、この本がきっちり道筋を示してくれた。このまま進んでだいじょうぶ。

2022年9月7日(水)

タスクを進めるうちなんとなく過ぎし日。もう仕込みの季節だし、次の春へ向けて庭に植えておきたい苗や種を選んでいる。モッコウバラ用に増やしたアーチにはクレマチスのモンタナ・銅葉ルーベンスが似合いそうだとか、庭に大型の蝶を呼びたかったら三尺バーベナの種を取り寄せてもいいなとか。わすれな草は夏に弱い実質一年草とのことで敬遠していたのだけれど、前年の秋に仕込めばしっかりワンシーズンは楽しめるのではと思った。ノースポールや三色すみれはどれだけ咲いていてもよいもの。市の反対側にある直売所にて、フジバカマの苗が100円かそのくらいで並んでおり、そのときは買えなかったけれど庭に何鉢かほしかった。また覗く機会はあるかなー。

2022年9月6日(火)

台風一過。初めて入った喫茶店のテラス席で本を読んでいると、机と一緒に設置されていた日よけ傘が風にあおられて外れ、そのことでお店の方々からは平謝りをいただいた。風に当たりたくてテラス席へ座ったから満足していることと、こんな天気だからそんなこともあるよねということ、それにさいわい傘がぶつかったりはしなかったから……という思いがあったのだけれど、お会計の際のやりとりで伝わっただろうか……。ベテランのスタッフさんにお会計をしていただいたのかな。その方に、サービスして下さったドリンクおいしかったですとか話した。それから喫茶店謹製のドリップパックコーヒーをいただいた。これは早起きしたら淹れる。嵐の前後は空が荒れて綺麗。