朝からぬい二人と一緒に山登りへ出かけた。九時に登山口を出発して、そこへまた戻ってきたのが夕方の四時過ぎ。こうしたしっかりめの登山は初めてといってよいように思う。天気はよく晴れて、暑くも寒くもなく風も凪に近い、絶好の行楽日和だった。頂上にいた誰かが「あんまり天気がいいから地上の水蒸気が上がって、風景の遠くまでは見通しが利かない」ということを話していた。山道を歩くとなにかしら考えるんだね……。創作する中で出会った人たちに今度はこちらから会いに行けばよいのでは、そのための準備はもう整っており、あとは自分が旅に出かけるだけだとか。この山には黒曜石の原産地と旧石器時代の遺跡があるとのことで、その黒曜石を拾ってみたい。つかれた。知らないジャンルへ飛び込んだにしては面白がれてることだし、怪我や事故のないよう山に馴れたらいいと思うよ。
2022年10月1日(土)
テキストを読み進めたり雑誌読んだり。あしたは近場の山へ行こう。早いとこ眠る。
2022年9月30日(金)
調子が持ち直してきたことを通院先の先生に伝えたら、「生活する力がついてきているところ」「自分の力で状況をよくしていると考えてよいのではないでしょうか」と仰ってくださった。後者については、置かれた状況を変えるのは最終的には自分自身だから、とのこと。手を差し伸べてくださる方々のおかげでもあるけれど、先生がこうして褒めてくださるときはそのまま受け取って大丈夫。そのあと薬局の方から具合のことを訊ねられて、そういえばと伝えたのが、いまの処方だと眠る時間が少し増えてきた感があることだった。喫緊ではないしそれ自体はよい傾向だと思うから、ということをその場で薬剤師さんに伝えるに留めた。
2022年9月29日(木)
スポーツ会へ。初めて会う方とバドミントンをしたり、以前トラブった方と話したり。勉強のほうはとりあえず資格取ってしまったら、と判断を変えて、テキストの理解を優先してみることにした。基本をきっちり詰めることは大切だけれど、時間がいくらでもあるつもりでいるのも気乗りしないかもね、と思ってのこと。それから、二年くらい前まではたっぷりとあったはずの季節感を受け取る余地が、いまは少し薄れてる。しみじみとした感じと忙しさは、ある程度トレードオフの関係にあるように思う。
2022年9月28日(水)
所用や雑事、勉強や雑誌読んだり。あと夜に散歩。勉強に関しては散漫なところがあるから、時間あたりの質を上げられるとよいのだけれど。現状はよくやれているほうだし、無理に高望みをすると苦しいかもね。主治医が折に触れて「こうあるべきという姿にあまり囚われないように」と言い含めてくださるのは、もしかしたら、自分は強迫的な性質が強めだからなのかもしれない。件数は少ないけれど、自分自身に対する要求水準がへんに高くなることがある。そうした性質がパーソナリティに食い込むと生きづらくなるのは観測しているから、ほどよく力を抜いて生活しようね。
2022年9月27日(火)
写真の選別へ。来月7日と可能なら6日も費やして、写真をスライドショーにする作業を行う予定。こちらから提供する写真はある程度厳選しないと、ほかの方が選び取る際にほかのタスクを圧迫するのかなと思った。夕ごはんはまた、暗がりのなか網戸ごしに空を見上げつつ食んだ。夜空の明るさ、虫の声、少し向こうを通る車の音、あるかなしかの風の流れ、安定して燃えるランプ、そういうのがこちらの感覚を満たしてくれる。
2022年9月26日(月)
NPOさんの活動の中で撮った写真をひととおり編集し終えた。10月のワークショップでスライドショーに写真を流したいとのことで、その写真の選別がまずはあす。これで自分からも安心して提供できる、よかったよかった。こうした編集は二回目。一括編集やバッチ処理が身についたおかげで手際がよくなり、助かることだよ。
2022年9月25日(日)
昨日の疲れから、昼過ぎまでお布団にいた。前に撮った写真を少し編集。早く眠ろ。
2022年9月24日(土)
農家さんのお宅へ。前日にみんなでがんばって作ったかぼちゃプリンが好評だった。そちらや食事のあと招かれたお宅でお話を伺うにつれ、過疎が進む地域を支えるこうした方々の存在について、少しだけ自分の認識が変わるのを感じた。支え合うこと、それはそこに留まること、それはきれい事とは限らないこと、それでも誰かがやっているということ。
2022年9月23日(金)
農家さんへ持っていくかぼちゃプリンなどをフリースペースでつくった。早いとこ眠ってあしたがんばろう。