2020年10月14日(水)

ずいぶん眠ってしまう。きのうカメムシが窓に群がり始めたのを見て、やっと忌避剤をサッシへ吹いたのだった。それなりに掻い潜って屋内へ入ってくるけれど、気休めにはなるはず。もうそろそろ最低気温が十度を割ってくる気候なので、このあたりで毛布を洗ったりざっと用意をしておけたらいいな。カメラが逆です:写真の部屋|ワタナベアニ|note このCが写るということは、被写体との関係性や思い入れが写るってことだろうか。だとすると、肝心なのは相手や場とのあいだに関係を築くことで、撮るという行為はほんのおまけに過ぎないのかも知れない。素人の何気ない写真がよいという意見は、そうしたことを裏付けるように思う。

2020年10月13日(火)

「~とは思う」のとはが、なにかに対する留保とは思えない。でも、と思うに挿入されたあの「は」は市民権を得てるよなー。文章的にスマートではないと思うから、僕は使わないけれど。いま気が立っているかもしれない。リングフィットをやっていたら胃の内容物がこみ上げてきた。横になろう。

2020年10月11日(日)

青果売り場の果物のバリエーションが減ってきた。桃の季節の芳醇な香りはまた来年かー。読みたい本を古本で取り寄せていたら、文庫の本棚を一段、積ん読で埋めてしまった。こういうのは好奇心の貯金だと思うから自分への申し訳は立つものの、一方でものを活用せずに蒐集することを僕は少し軽んじてもいるので、げんなりしはじめる前に読んで場所を空けていこうな。

2020年10月10日(土)

台風は勢力を落としながらの迷走気味。雨はもうそろそろ止むんじゃないかな。なにを書こうとしていたのか忘れた。早めに布団へ行こう。

2020年10月8日(木)

シャコバサボテンの葉摘みをした。この春に植え替えをしてから、株はそれなりに貫禄が出るような葉の展開をしていたものの、花芽の付かない若い芽をもぎ取ったあとでは少しさみしい姿をしていた。これから2週間ほど水をやらずにおけば花芽が出てくるはず。吉田篤弘氏の著作一覧をWikipediaで確認したら、知らないあいだに知らない作品がずらりと並んでいる……。2015~2016年刊行の『ソラシド』や『レインコートを着た犬』『おるもすと』あたりが僕の履歴のしんがり。この方の作風は完全に都市生活者のそれだったので、一時期ずいぶんハマりはしたけれど、僕は土の気配を求めてほかの作者へ軸足を移したのだった。ここの雑記を椎名誠で検索すると、おおよそ五年前からそれらしい結果がヒットする。ただ、こちらの人は土というより火と風な感じ。

2020年10月7日(水)

台風接近の影響で、あすは日がな寒く雨らしい。『スクールオブロック』を観た。平日夜のJFN系列に同名のラジオ番組があり、おそらくこの映画からのネーミングなんだろうなーと思って気になっていた。ロックが命のおっさんが教師になりすまして自分の生きがいを生徒に布教するという、夢のようではあるけれどなにやってんだよという物語。熱くて破天荒でノリがよく、そしてこれが大切なことなのだけれど、ロックに目覚めていくみんなをおっさんことデューイは丁寧に細やかに肯定する。その動機が舞台で音楽をやりたい欲から来るものだとしても、生徒たちは彼に音楽の才能を掘り起こされ、一丸となってデビューへ向かっていく。冒頭に挙げたラジオの番組名は、この映画のそうした前向きで熱血な精神から名付けられたのではないだろうか。テンポよく進むので一気にがーっと視聴してしまった。観てよかった。

2020年10月6日(火)

朝焼けを撮るのは久しぶり。詰めた乾電池の充電がいい加減だったようで、こまめに電源をオフにしたりと、バッテリーの残量を気にしながらシャッターを切った。次にボディを買い換えるならフルサイズのミラーレスがいいな。デジタル現像は取りかかるときりが無いけれど、ある程度の時間で切り上げたら、それが自分の品質ってことだ。

2020年10月5日(月)

戦場ヶ原では九月三十日に初霜が降りたらしい。初霜 幻想の朝 奥日光、昨年より10日早く|社会,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン) 奥日光で最初に氷点下を記録するのはこの日が多いという印象がある。この月の変わるタイミングが、このあたりでの季節の曲がり角なんだろうね。室外機の上に出している鉢植えも、もう少し冷えてきたら屋内へ取り込んだ方がよいかも。小くちなしの葉が一枚黄色く色づいているのは紅葉の先駈けなんだろうか。