2025年6月7日(土)

メンタルがきつかったためなにもせず。車を見にいって話を聞いてきた。分からせようとする中高年の話というのはいい気がしないというか、押しの強い営業って微妙よね。

2025年6月5日(木)

小さな展示会そのにの最終日につき在廊。数名の方がいらした。配布していたポストカードのお礼として、ワイヤー+レジン製の花水木のガラスドームをいただいたり。ほしいと思って手に入るものではなく、机のうえに飾って眺めてる。スタッフさん方にはポートフォリオ兼カタログをお渡しした。ほんとお世話になったねえ。難儀なとき助けてもらえたという経験は、いまだけでなくこの先々でも宝になるだろな。これで終わりとはしたくないから、いずれ理由を付けて皆さんに会いに行こうね。その後軽くお仕事をして帰着し、予定は一段落して日曜までおやすみに入った。これで楽になれるなんて状況は人生にそうそうないとして、いま楽になれているのなら、それは幸せなことだと思う。ゆっくりする。

2025年6月3日(火)

雨降りにつきお仕事はおやすみしてのんびり。きのうは書き忘れたけれど、美術館駐車場の草むらを刈った。残したマーガレットを車椅子の奥さまと見ていて、時を忘れるわね、花の命は短いわね、と言われたのを覚えてる。きょう、雨の庭を窓辺から眺めていると、山道から野うさぎが入ってきてしばらくうろうろしたあと、また出ていくのを見た。野うさぎを見たのは初めて。このあたりにもいるんだなあとうれしい感じがするよ。別の話として、夜などのんびりしていると聞こえてくる旅客機の音、あれが旅行以来はちょっと違って感じられるようになった。違ってというかより好ましくなったというか。どんなふうに旅客機が上空を行くのか、機内の雰囲気、そこに乗ってどこかへ向かうひとたちの思い、そうしたもののディティールに触れたことで、空から降りてくるあの音がよりやわらかく聞こえるようになった。ふと思う、さて次はどこへ行こう? 海外だと、グリーンランドのイスア地方へ行って38億年前の石を拾う、というのだけはいずれという具体的な目標としてある。そのほかはイメージなんよね。草原を見にいきたいとか、満天の星空と天の川を見にいきたいとか、南太平洋と向き合いたいとか。国内だと小笠原諸島のどこかへ行ってみたいとか、四国巡りとか、南日本の景色を見にいけたらとか。たぶんそれらに加えておいしいのは、いまイメージのなかにない土地。すぐ思いつくところだと南米、北米、アフリカあたりはいまひとつピンとこない。ナイルの水、アマゾン河の毒、パタゴニアの風は触れると旅を辞められなくなると聞いたことがあり、気になるところ。それはそれとしてオーロラを見にいくって言葉にはちょっと憧れ感が漂うけれど、去年の今ごろ自宅近辺からいちおう見てしまい、人生における謎の回収ぶりを感じる。旅をするなら体力のあるうちが花よね。

2025年6月1日(日)

朝早くからカメラを持ってローズガーデンへ。開花のピークまであと幾日という感じにばらが咲き誇っていた。白いレンズを付けたひととか、100mmマクロかなという三脚のひととか、見るからにフルサイズというカメラのひととか、花を撮りにきたカメラ勢もちらほら見かけた。それらに比べてじぶんの31mmと77mm、長所にしても小さすぎる……。最近ほとんど撮っていないこともあって楽しさを思い出せたらと好き勝手にシャッターを切った。二時間ほど滞在して帰途へ。撮ったものはのちほど編集するつもり。うちではだらだらと過ごすうちに夜。そろそろおやすみ。