三色すみれの種をそこらじゅうへ蒔いた。毎年秋に行う春への仕込み。ことしは元気不足で庭の手入れがおろそかになっており、そうしたときはしかたがないからできる範囲でできることをする。まあ植物もじぶんも生きものだから波はあるよね。ジギタリスもこれまで念入りに種をまいたおかげで庭のそこかしこにはびこるようになったのだけれど、いちばん期待していたアプリコットという花色のはまったく定着しないようにみえる。環境の相性かなにかで蒔いてもしかたがないのかなー……。庭の手入れは草たちが枯れてからでもよかろ。生きものたちは勝手な生命力でお気に召すまま根付いていくものだよ。