午前中は産直をいくつもまわり、果物などを手に入れた。品揃えにセンスのあるお店も見つけたり。市街のそこかしこから金木犀が準備を始めた気配がほのかに漂っている。ストレス少なめでのんびり夜更かしをしていたらもう五時に近い。まあせっかくのお休みだしね。そろそろおふとんへ。
2024年9月28日(土)
午前中のみ通所してあとはうちでのんびり。
2024年9月27日(金)
図書館実習二日目。就労移行支援施設の責任者を務めていた方が今月いっぱいで退職されるのだけれど、じぶんは当日にはいないからと、そのご挨拶を作業中にいただいた。最初にお会いした際に就きたいお仕事を妥協する必要はないですと言ってくださり、それがうれしかったということを伝えた。誰かが去って行くときはさみしいものだけれど、別れの背中にはさみしさとほっとした感じの両方がつきものと、『ムーミン谷の十一月』に書かれていたことを思い出す。退職の理由について伺うことはしなかったものの、先方には都合や計画もあるのだろうから、やはりほっとした気持ちも感じているんじゃないかな。自分の人生に別れが流れ込みはじめたことをことしは特に感じるよ。場というものはたぶん小さな電車のようなもので、ひとはいっときそこに乗って移りゆく景色のなか、どこまで先があるのかわからない路線を揺られ、いつかはじぶんの降りたいところを見つけていく。午後からはなぜかもう一名とともに配架に呼ばれ、返却された本を書棚へ戻す作業を体験させていただいた。背表紙下の分類ラベルをもとに決まった場所へ戻すのだけれど、自分の視力がなんともあれだったこともあり、慣れるまで若干戸惑ったりもした。この作業を人力でするのは大変そう……。アニメの攻殻機動隊にロボットが図書館の本棚を整理している場面があったと思うのだけれど、あそこまではまだ行かなくとも、Amazonの倉庫のシステムのように「ここへ行って」というナビのようなのはないのかな。調べたら出てくるのかも。そうしてあまり疲れを感じるでもなくこの日の作業は終わり、うちへ帰ってきてからはぬいとのんびり過ごしていた。図書館実習は一週間後にもう一日あり、それはそれとしてあすも普段通り通所の予定。ほどよいところでおふとんへいこう。
2024年9月26日(木)
図書館実習。返却された児童向けの図書を、汚れを拭って綺麗にしたり、破れやほつれ、汚れがないか点検したり。淡々と進める作業がさしたる苦でもなかったのは、静けさとパーソナルスペースを持てる環境にもあったかもしれない。朝、いつも立ち寄るコンビニで店員さんが「しばらく見かけませんでしたねー」と話を振ってくださり、そのことできょうはよい日としたいと思えた。実習はあすと来週にもあるから、のんびりしたら早めにおふとんへ。
2024年9月25日(水)
本を読んだり身の回りのことをこなすうち、いつのまにかこんな時間。ぽつりぽつりと雨の気配がする庭の暗闇を前に、むいた栗とお茶でしばしのんびりしていた。あすは図書館で実習があるからほどほどにして眠ろう。雨音と部屋を抜ける風にどこか梅雨の気配が混線してくる。2022年2月のここの雑記をちらっと読むと、NPOさんの活動に参加しようかということが書いてあった。二年半経っているけれど、体感としてはもっと経っているようでもあり、たったそのあいだにこんないろいろ変化したの、という印象もある。体験の密度が高くなっているんだろうね。あと一年以内にはなにかしらお仕事に就いているはず。要所要所で支えてくれたりそっと背中を押してくれた方たちのおかげでいまこうしている、そうしたことを思えるというのは心が穏やかに静まるものだね。
2024年9月24日(火)
休めて多少元気が戻った日。ストレッチ、洗濯や靴の手入れに買いもの、ほか読書。通所先の利用者さんに教えていただいた『小さな習慣』の内容を思い出し、夕餉のあとはすこしばかり散歩をした。このごろ考えるのは元気や活力の運用について。元気の回復が遅いのはそういうものとして、回復待ちというのを減らせたら。資産が生み出す利益を受け取るように、あるいは植物から恵みを分けてもらうように、元気本体は手をつけずむしろケアして、そこから生まれるゆとりで行動するくらいがよいのでは。体感としてはわりと具体的な話してる。それとは別によく感じることとして、仙骨のあたりが痛いというか凝る。ストレッチの際に伸ばすと気持ちよく感じられもするから、そこには運動不足か姿勢の問題、または両方が影響していそう。この二つはなかなか厄介なもので、メンタルが病んでいると如実に悪影響が出る。じぶんはこれでも回復とともに姿勢もなるべく直してきたつもり。身体の重心であったりスピリチュアルな扱いも受けるなにかと重要な仙骨に、とうとう手を入れるところまでやってきたということだ~。姿勢ひとつとっても心や人生の根深い問題が潜んでいたりすることは実感したから、直せなんて他者に簡単に言えはしないね(半ば恨み言)。Tiny Gladeの正式版がリリースされておりさっそくインストールした。これ書いたら触れてみる。
2024年9月23日(月)
急に気温が下がり過ごしやすい気候。日が暮れてからはつま先が冷え、今季初めてルームシューズやカーディガンを使うことにした。ことしも三色すみれの種を注文。
2024年9月22日(日)
ゆっくり過ごした日。
2024年9月21日(土)
きょうはお休みにした。他者が存在すること自体にげんなりしつつ、眠り込んだり雨音を聞いて過ごした日。夜は窓から流れ込んでくるひんやりした大気が気持ちよく、香りのするものを庭から摘んできて小びんへ活けた。枝を弄る手が目の覚めるようなよい香りを放つ。くちなしとローズマリーの新鮮な甘さに気持ちがほぐされる一方で、セージの葉が持つ複雑な香りにはじめて魅力を感じた気がする。
2024年9月20日(金)
昨晩は体調を崩してよく眠れなかった。そのしんどめなコンディションで午前のみ通所し、いったんうちへ戻って食事やひとやすみをしたのち、病院を二件はしご。後に回した二ヶ月に一度のほうの病院は、おくすりを出してもらうためだけに二時間以上かかってしまった。きょう腰を上げておけたのはえらいとして、もうメンタルが削れて無理~という感じ。うちへ帰ってごはんたべてひたすらのんびり過ごし、日付の変わったいまになり、ちょっと余裕を感じ始めたところ。土曜も通所予定があったけれど、こういうときはじぶんを大切にしよう。……頑張らなければいけないのではとか、なんとはなしに向けられる期待に応えてはとか、じぶんの場合そう感じることは呪いだと思ったほうがよいね。他者の都合よりじぶんの心身に応えることを覚えていく。天青石と雷管石が届いた。