2024年8月10日(土)

ニトリで食器を買ったり、非常食としてカップ麺やレトルト食品を買ったり。なにもしていないのに疲れるね……。ネガティヴな考えで頭が休まらないのだろうから、休み中はそういうのを引き込まずにいよう。

2024年8月9日(金)

通所して大掃除と面談。そのあと定期通院先でおくすりを出してもらい、スーパーで買い物をして帰途。つかれたー。昨晩はいつまでも寝付けず眠れば悪夢ばかり見て、よろめきながらの掃除だった。体力の要る窓拭き要員だったのも効いたしね……。しばらく休みなことだし気持ちよく眠るがよい。

2024年8月7日(水)

食欲は戻って枝豆がおいしい。オックスフォードシャツはひとつ小さいサイズへ揃え直そう。しばらく前から生じていた強い敵意や怒りについてかみ締めるうち、その姿が分かったような気がした。たぶん、浮かばれなかったむかしのじぶんの思い。長らく取り残され放っておかれたそれが、いまでも些細な切っ掛けさえあれば、うなり声を上げたり威嚇したがっているんだと思う。こんなふうに観察できるのは、じぶんの立ち位置が時間をかけてすこしずつ変わっていったことで、変わったぶんだけその思いが置いて行かれたから。この思いは居場所のなさ、強い緊張感、それに誇り高さでできていて、その誇り高さはある時期の潰れそうなじぶんを支えもしたのだった。そうした大切なものであるし、姿がわかると可愛げもある気がする。うなり声や威嚇はむかしの泣きたさと裏表だったのかもね。そんなふうに考えていると、あの消耗するような敵意や怒りに代わり、この思いを抱きしめてあげたいという愛おしさが満ちてくるから不思議……。別の話として、気力的には依然疲れていることだし、通所を調整して休みを二日ばかり長めに作るつもり。もうかなりのあいだ通所のほかは生活の維持と体力回復に手一杯で、北海道一周のまとめや趣味の写真も滞っており、気持ちとしては一ヶ月単位で休息したいところ。ひとまず今晩はランプの前でぬいとのんびりして、ほどよいところでねむる。

2024年8月5日(月)

NPOさんのところでお菓子作りの次案。素材としてはにんじんを軸にしたクッキーで、そのままのフレーバーや山椒+チーズ、ジャム乗せなどのバリエーションをつくることになった。九月からは実際に製作の段階へ入っていくとのこと。今後のじぶんの参加は難しいという話を伝えた。もうひとりの参加者さんが額装された絵とレジンのアクセサリーをくださった。絵はきつねモチーフの子とのことで、イメージカラーは緑と青。どちらもこちらが好む色を使ってくださったそう。レジンのほうはチャームの形をしたキーホルダーで、封入されているのはその方のおうちに咲いていた花なのだとか。びっくりしたけれど、そうした作品をいただいてとてもうれしかった。就職へ向けた準備でじぶんがそろそろその場に参加できなくなってくるのを察して、一緒に活動してきた記念としてつくってくださったのだと思う。お礼というか、こちらからもなにか記念にお渡しできたらと思い、北海道一周の途中で拾った礼文島の瑪瑙と襟裳岬漁港のちょうちょ貝から、綺麗なのを見繕っているところ。めちゃんこかわいいこのきつねの子はどこに飾ろうか……。その利用者さんとはお菓子作りを通していろいろ協力してきたなあという実感がある。それはたぶんお互いに感じていることなのかもね。社会復帰へ向けてそれぞれが前へと進んでいくなかで、一緒にいられたことやその機会をくださったスタッフさん方に感謝したい。とはいえ依然として行けるときには参加はするんだけれどさ。きょうは不思議とおだやかな気持ちで過ごせた日だった。あすあさってものんびりするつもり。

2024年8月4日(日)

ベッドのなかが居心地よくて、ぬいたちといっしょにまどろむうち昼は過ぎていた。『somewhere』観た。日々を持てあます映画俳優が娘と幾日かを過ごす話。わりあい淡々とした、でも徐々に温かく血の通ってくる描写だった。娘と別れたあと、じぶんで茹でたパスタを黙って食べる場面に、胸のつまる感じがする。家族と過ごせないむなしさがぎゅっと伝わってくるのだけれど、最後に車を降りて歩いていくときの表情を見られてよかった。なんとなく暑い日に向いていそうな映画。

2024年8月2日(金)

午前のみの通所に変更して午後は一時帰宅、のち病院へ行き処方を出してもらった。ボウリング大会がある日だったらしく、すこし悩んだものの予定通りに通院とした。二ヶ月に一度で済むけれど、待ち時間がわりと長い病院で疲れることだしね。ストレスは強め。んー、帰ってきてからの時間の過ごしかたがよくない。心地よい無為でもなく散漫にあっという間にというのは、早くお布団へ行くほうがよかろ。あしたは午前の通所のみでまたしばらくお休みに入れるから、のんびりするのはそこからでよいよ。

2024年8月1日(木)

未明に一度目が覚めたせいか、メンタルの具合がよろしくなかった通所日。なんか疲れも感じたね……。過度に防衛的な気持ちが強かった。しばらくぬいとのんびり過ごして、早めに眠り体調を整えるがよかろう。優越性にこだわるという蟻地獄から抜け出すにはじつは望むだけでよく、じぶんの世界があるなら競い合うこと自体が生じないはずで、そこを刺激されかねないというのはまだじぶんの制御が効いていないのだね。別の話として、ストレスに向き合うということを考えるとき、それが向き合うべきストレスかどうか判断できる、ということがまず前提だと思う。制御の件も判断の件も、分かるのはすぐなのにできるまでがたいへん。