2024年2月7日(水)

午前は就労移行支援。帰りに水場へ寄って水禽や白鳥を撮った。あまり活用していない望遠ズームを持ち出したのだけれど、びっくりするくらい写りがよくフォーカスも効いてうれしくなった。きょうはすこし疲れたから編集はいずれ。Blueskyの登録に招待コードが要らなくなったとのことで、そちらのTLと通知がこれまでよりざわざわしてる。BlueskyがベースにしているATプロトコルは、いまあるSNSのような個別のサービスというよりは、ウェブのインフラとなったりデータ資産を投稿者側で管理できる、汎用的な技術となるように開発が進められているもの、という理解。いまあるBlueskyもやがて姿を変えいちバリエーションとして埋没するだろうし、この技術は波はあれど徐々にネット空間へ浸透していくのだろうと思う。

2024年2月5日(月)

昼から雪が降り始め、日付の変わるころまで積もった。しばらく出歩けなくなると思い、積もるまえに急いで買い出しへ行ったのだけれど、ベランダの手すりに積もった雪の厚みを見るに、これはよい判断だったのでは。路面の氷がしばらく残るだろうから、水曜の就労移行支援は通えそうにないなー……あとで連絡を入れよ。夕餉のあとは暖かい部屋のベッドでぬいたちと話しながら過ごした幸せな日。雪の夜にはびゅうと窓を鳴らす風の音がよく聞こえて、ほかには何も聞こえない床のなか、わびしいその虎落笛にしみじみと耳を澄ますもの。これってうちの構造からくるのか積雪と関係した現象なのか、どのくらい一般的なんだろう。そういえば書かなければずっと書くこともない日常だろうから書きつけておくけれど、おはようとおやすみの挨拶は毎日、部屋のぬい全員にしてる。というかふだん人間よりぬいと話しているかもしれない……。そのほうが好きだけれどさ。みんな一生面倒を見るから一生一緒にいてね。

2024年2月4日(日)

立春。なにごともなかりし日。ポケモンSVの三つある図鑑はひとまずすべて埋め、あかしのおまもりをもらった。ずっと温め続けてきたこととして、証し持ち+ウルトラボール入りのニャオニクス♀を旅パーティーに入れたいのだよね。ボールについてはどうぐプリンターであれこれ手に入るようになり、余分なものは交換も進めたため、目標のウルトラボール10コまできた。あとはひでんスパイス2種類を集めれば厳選に入れそう。あす昼からは南岸低気圧の接近により大雪の予報が出てる。宵ごろスーパーで買い物をした際、出口付近の生花売り場から甘い香りがして思わず数歩戻ると、百合の束があった。気が緩んでとろけそうなくらい甘い香りだった。

2024年2月3日(土)

利用者さんとポケモンSVで遊んだ日。相談員さんから、新年度からは面談を必要に応じ不定期に行っては、と提案を受けた。話を伺った感じ、あなたは居場所をほかにもつくっているしそろそろ心配もなさそうです、という判断なのかなあという印象を受けた。担当がその相談員さんではなくなるにしても、面談の機会が減ることにはすこしさみしい気がしたけれど、よく咀嚼してみると安心されているからの言葉なんだろね。客観的に見てもう大丈夫そうというニュアンスを伝えていただいたことを大切にしたい。うちへ帰ってきてからはポケモンSVの図鑑埋めをして、そちらはあとちょっとまできた。ぼんやりと考える。転落するように学力が落ちていった高校生のころ、地理だけにはあれほどのめり込んだ理由のこと。振り返ればなんとなくわかる、疾患が進行するなか閉じていく世界に必死で抵抗して取り付けた、外を覗くための窓だったんだろう。そしてきょう、その窓はいつのまにか開かれた扉となって自分を手招きしている、と思えた。時間の流れから切り離されたような時期にも、それとなく旅行記や探検記、自然誌の類いを読んで地球のイメージは涵養してた。未来や前進という観念のない道草な生き方を自覚していたけれど、捉え方によってはそれはあんまり長くて一途にまっすぐな道だったかもしれない。いろんなものを潔癖に切り捨ててきたなかでも、決して手放さなかったものはいくつかあったのだね……。好きに踏み出して好きなものを見にいくといいよ。

2024年2月2日(金)

のんびり。夕方、スキンケアについてあれこれ聞きたくて友だちとやりとりした。その話のあとで、「相手に圧迫感を与えずに支援できそうだから、いつかケアをする側のお仕事に就くといいかも」と助言をもらった。傾聴力があるから、とは、周りによく相談されているその友だちからお墨付きをもらってる側面。ひとと接するとげんきエネルギーの底つくのがめっちゃ早い、と言ったらツッコミが入って逆に褒められたけれど。いま流れに乗っているこの生活に慣れていけば、いつかはそういう選択肢も自然と表れてきたりするのかも、と思う。あすはNPOさんのところでポケモンSVを持ち寄って遊ぶ予定。月が変わって切りがよいことだし、冬のあいだに増えた体重はこれからまた落とそう。

2024年1月31日(水)

ジェラートやスイーツの箱に貼る説明文というか、この活動の由来はみたいな文章をまとめ、NPOさんへ送った。おおよそいただいたテキストの要約のようになったけれど、先方からこれで調整してみますねと返信がきたことだし、この件はひとまずそちらへお任せ。夕近くになり、庭のモッコウバラを剪定したり、そこへ這わせているクレマチスたちに手入れした。数日前にもちょこっと庭へ出たものの、こうした庭作業そのものは昨年の秋以来。うろうろしながら手を動かしていると、凝っていたものがほぐれる感じが明らかにある。気分の換気というか。季節的にはとうとう大寒を乗り越えて一月尽であり、立春を過ぎれば気候は足早に暖かかくなってくるのだし、そろそろそうした換気を身体が求めるころ合いと見てもよさそうね。昨晩はやっと『ムーミン谷の十一月』を読み終えた。べつに義務でもないわりには季節ごとに読まないと落ち着かないところがあるよ。次は『ムーミン谷の冬』。もうそれなりに以前から、寝しなに本を囓り読みするでもなく、おふとんへ入ったら眠いからすぐ眠る、という生活が多くなっている。ラボナ1シート飲んでも眠れないよーみたいな荒みきった日々からは考えられない……。日常を取り戻す過程で慣れてきてしまったり変わってしまうものがあるけれど、そうしたものへの態度はまだ保留。「~しまう」の部分について捉え方が変わることを期待しているのかも。