2023年10月10日(火)

就労支援事業所へ、午前の利用。本日の講座はWordの使い方。以前スタッフさんからアドバイスされたように、いまくらいの内容であれば元にされているテキストをひとりで読み進めてしまうのも方法かも。自分の立ち位置を掴むために、WordとExelの講座はもうすこし受けてみて判断するのがよいかなと思う。それが終わったあとは山の上のほうにあるガーデンさんへ向かい、苗ものと雑貨を物色。いまは球根の仕込みの時期で、水仙やチューリップ、ヒヤシンスなんかの球根が所狭しと並んでいた。ただ、今回はそれを目当てに来たわけではないからねえ。念入りに眺めながらもとくになにか買うことはなく、次の園芸店へ向かった。道中、那須連峰が近くによく見えた。上のほうはもう赤っぽく色づいており、紅葉が始まっているんだろなあと思う。ことしは茶臼岳へ登りたかったねえ……何日か前のニュースだけれど、あのあたりの登山道で悪天候のなか登山客四人が遭難し、亡くなったそう。心情的にあまり詳しく書きたくはないけれど、あの山域では以前にも雪崩で何名もが亡くなった、ということを思い出した。首都圏からのアクセスもよく地元民としてもなじみ深い、行楽にはうってつけに思える山だとしても、山はふとしたことで死の危険があるところだな……。そんなことを思いながら目当ての園芸店へ。綺麗に並んだ売り場の苗をスマホで撮るうち気分が乗り、来年用のジギタリスやハーブ類の苗を三つばかり見つくろった。ほか、シラー・ミスクトスケンコアナの球根が並んでおり、けっこう割高ではあったものの、手に入るのならと六球ばかりかごへ。一球何百円もするような原種系のチューリップは見ているとほしくなる、ので見ない。ほか、デザインが気に入ったガラス製の小さな花びんもかごへ入れ、お会計を済ませ、帰路。うちへ帰ってきて花びんの底のシールを剥がしていたら割れた。樹脂製かと見まがうくらい極薄のガラスでそこが気がかりではあったけれど、それにしても割れるのあまりにも早くないかな。シール剥がすのにもさして変な力をかけたわけでもない気がするし……。壊れたものはしかたがないから諦めたけれどさ。そのへんから雑草を摘んできて活けるための花びん、もしくはびん探しは、まだ続きそう。きょうは庭のくちなしと藤袴を手折ってきて茎先を整え、お気に入りの瓶へ活けた。やっぱり庭の花が机の上にくると華が生まれるね。くちなしの香りはとろけるようでたまんない。もう日付が変わったけれど、きょうとあすはありがたいことに予定の空白日なので、心身の休息と回復にあてる予定。ねむたい。

2023年10月9日(月)

引き続きのんびり過ごす雨降りの日。先の三日連続の予定をこなしたことでかなり疲れていたんだろうね。そして体重が若干増えておりショック。あと少しで大台を割り込めるんだしさ、このあたりでしっかり押さえ込みたい。茉莉花が再び花を咲かせる周期に入り、すぐそばでよい香りを漂わせている。忙しいと季節を感じる気持ちの余裕が露骨に埋没する。

2023年10月7日(土)

喫茶店の二十五周年記念マルシェへ、お昼から向かった。裏庭の椅子と机は来訪者の方々でほとんど埋まっており、じつに盛況と言ってよい活気だった。午後からの設営に間があったため、出店のドリップコーヒーとマルゲリータピザをいただいてもしゃもしゃ。そのうち顔見知りのスタッフさんに呼び止められ、古本の無料配布をしながらそこで店番をした。よければ見ていてってください~なんて手招きしながら見ていた範囲では、美術手帳のバックナンバーと絵本に関心が寄せられていたように見えた。きのうがんばってつくったジェラートはスタッフ・お客の皆さんからいろいろと感想をうかがい、参加されていた市役所の職員さんがたからも感想をいただいたり、そこでの雑談に加わったり。そのうちライブの設営準備に入り、自分は物理的な設営だけかと思って動いていたら、お会計席に同席してグッズ・CDの販促と出納も担当することになった。他の方から見たらどうか分からないけれど、ザ・ご歓迎という感じの笑顔を作れるようになったな~と感慨深く思う。ライブが行われているあいだきつねの折り紙を折って暇つぶしするうち、いつのまにかアンコールの時刻になっていた。アーティストの面々に花束を渡す役目を仰せつかったのはよかったけれど、あれはうまくできただろうか……。それからお客が捌けるまでに再び販促の時間があり、ひととおりにこにこしつつ(当社比)、グッズやCDを皆さんにおすすめしていた。あるていど一段落したところで、居合わせた利用者さんとほかの喫茶店で話でもということになり、今日の自分のぶんの設営はようやく終了。移動先の喫茶店で身近な話をあれこれ交わした。そこでお借りしたトイレには反ワクチンのチラシが貼ってあってしゅんとしたものの、自分も一部分で判断するほど潔癖ではなくなったように感じることだしね。ほどよいところでお会計を済ませてお別れし、買い物を済ませて帰路。うちへ着いたら注文したサルミアッキが届いていた。その味は意外なくらいおいしく、甘さ+しょっぱさ+すーすーする感じ+虫刺されに塗るキンカンのアンモニア臭、という案配でたのしいお菓子の様相を呈していた。なんかドリアンやシュールストレミングなんかもこんなふうに思いがけずおいしいんだろうなあと思うと、いつかそれらを食べてみたくなる。さしたる夢がなくとも生きてこられたのはきょう、サルミアッキを食べるまでの話。強烈とされる食べものの味わいをもっと確かめてみたいものだね……。スタッフさん方から疲れていませんかとちょくちょく気を遣っていただいたくらいで、体力的には大丈夫でも気を遣ったことによる精神的な疲労が出てくると思う。日付の変わったきょうとあすはごろごろして過ごすつもり。ダークラムがおいしい。

2023年10月6日(金)

朝から夕まで、NPOさんのところで菓子工房の設備を使わせていただきながら、ジェラート作りのひとまず本番。その合間にはもうひとりの利用者さんが描かれた可愛らしいイラストを見せていただいたり、山とある文房具の一部を触らせていただいたりした。0.2mm芯のずっしり重いシャーペンはびっくりしたなー。業務用ミキサーなど使いながら朝九時から夕四時までかけてできたジェラートは、それまでハンドミキサーでつくっていたものよりもずっと滑らかな舌ざわりで、これまでのうち明らかにいちばん質よくできた。あすのイベントで提供するものだけれど、参加者の方々にぜひ手に取ってもらえるとよいね……。それはそれとして立ち仕事でもあり、自分ももうひとりの利用者さんも終盤はかなり疲弊していた。二人ともあすはそれぞれ午前/午後のイベント設営のお手伝い。もう少しがんばりどころ。自分はその帰り脚に定期通院先へ立ちより、近く先生に意見書をいただきたい旨伝えたり、お薬を出していただいたり。先生いわく、就労へ向けた活動は現状ならやればできるでしょう、ただ、できるからという理由でやりたくないことをやってストレスを溜めないようにしてほしいです、とのことだった。さすがにそうした機微を見てくださっているなあと思う。約束したとおり自分を大切にしよう。。。それから日が暮れたなか、きのうここへ書きつけたちたけうどんのお店へ向かった。注文したちたけうどんのチタケは中国産の乾燥品を使っているとのことだったけれど、きのことなすの出汁がよく効いたおいしいうどんだった。いっしょに頼んだおでんも味がよくしみていたなー。曜日と時間帯のためなのか、自分のほかお客さんが入っていなかったのが気がかりではあった。そんなふうにめずらしく外食をして帰途へ。あすの設営のお手伝いは、自分は昼過ぎから参加の予定。疲れたからと床に長くなりつつラムを口にしていたら眠たくなり、うつらうつらしながらこれを書いている。文章が変かもしれないけれど、推敲するよりはもうすこし休んであしたのために眠ろう。

2023年10月5日(木)

この秋初めてコートを着た日。冬型の気圧配置だとか、富士山に初冠雪だとかの報せを朝のラジオから聞く。就労支援事業所へ向かい、今後のサポートに必要な情報のすりあわせの一部をした。いろいろやりとりをしたなか、来月からと言わず今月から慣らし運転のような感じで利用されてはという話になり、とりあえずの日程を決めた。いまスケジュール表を眺めているけれど、こんなに予定が入ることあったかな、というみっしり具合。これでメンタルの回復が追いつかなければ調整すればよい話だから、やれるだけやるけれどね。増えたタスクもひまをみて片付けよう……。そのあとNPOさんのところへ日程の確認を伺いに立ちよったところ、せっかくだからということで、きのう雨降りによりキャンセルしたジェラートの味見をさせていただくことになった。一緒に味見をした担当のスタッフさんからは、某所にちたけうどん・そばの案内を見かけましたよ、との耳寄り情報。ちょっとそれは食べにいきたいなあ。近く都合のつく日があれば。北風が強いですねえなんて話すさなか、目の前でばさばさしていたブルーシートと物干し竿が倒れたりもした。なんだかこのところ、急にすっかり秋めいた感じがする。夕餉は今季初の鍋。あすはイベント提供するジェラート作りの本番があるから、あまり宵っ張りにならないよう休んで眠る。

2023年10月4日(水)

就労支援事業所を利用するための相談支援事業所の方を、お世話になっているNPOのスタッフさんが見つけてくださった。それに合わせ、かぶっていた流感の予防接種を予定変更するためほかへ電話をかけたり。いろいろな方が支えてくださりありがたいことだよ。そうした方々が一緒に障害福祉サービスの利用計画を立てて下さることになっており、それが実際に利用開始となるのがおおよそ十一月までにという予定。やがて忙しくなってくるのだろうなとここへ書いたような記憶があるけれど、もう今月は予定がそこそこ入るねー……。年内には動き始めているとよいなとぼんやり思っていた事々がだいたいその通りになりつつある。ひとまずあすからの三日間は精神的な体力を使いそうなことだし、きょうはちょっと体調がよくなかったこともあって、早めに眠る。ここ二、三年くらいは感覚や情緒や季節感といったものが減る一方で、夕暮れ時の雨上がりのにおいを吸い込んだとき、足りていないものはこれ、と思った。

2023年10月3日(火)

断水の終わった便利さがありがたい。さっき雨が降り出したのだけれど、あす朝に入っている予定は出かけていけるだろうか……。TWSBI ECOの新色で「Indigo Blue with Rose Gold」というのが出るらしく、紺と銅の色合いをしてて綺麗。いま使ってるTWSBI ECO(イエローグリーン)はペン芯のインク溝を折ってしまい、不便もなくそのままなのだった。もともと新しい万年筆を買う予定はなく、後者の修理が先だねえ。いちじくの苗を探して覗いたホームセンターでは、めあてのバナーネの苗を確認。ほかブリジャソットグリースという品種も気になっているんだけれど、それはオンライン経由でしか手に入らなさそうだし、とりあえずこのバナーネをあとで買いにきたい。

2023年10月2日(月)

なにごともなかりし日。買い物帰りの夜道はすっかり冷え、すこし肌寒く感じた。予報だと最低気温は週末あたりからさらに下がるらしく、もう朝夕にはコートを出すような気候だなあ。コートは好きな衣類なので、身体を絞ることと合わせて着るのが楽しみ。内側に着るニットものも一枚くらい新調してよいのでは。

2023年10月1日(日)

のんびり過ごした日。『エンドロールのつづき』観た。インドの田舎町で映画に夢中になる少年の話。階級制度や社会の変化にままならなさを抱く大人たちも描かれて、ぎゅうって思いがする。子供たちが映画を動かせた場面は少年の人生が動きはじめる転機とも重なるかのようだった。願う人生を誰もがそのように歩めるわけではないという痛みを伴いつつ、少年が物語のために未来を向く姿がよかった。自分のかわりに未来を託すひとの祈るような気持ちには、いつだったか前に観た『シング・ストリート 未来へのうた』のお兄さんと重なるところを思い出し、再びしんみり。関係ないこととして、あさってまで工事で断水するのだよねえ。ひごろ水が使えることのありがたさよりこうした不便さを感じるのは仕方ないか。それから、三日の夕方にはISSの絶好のパスがある。予報では曇り気味だけれどちょっと覚えとこ。