2022年10月11日(火)

美術館でガラス工芸品を眺めたり、その帰り脚にタイヤがパンクして馴染みのバイク屋さんのお世話になったり。美術館の方から「ずいぶん時間をかけて眺めてて偉いですねえ、って話してたんですよ」と言われた。そういうのはなによりも体力が必要なことだからとのこと。友だちと連絡を取るうちこの時間になっていた。眠ろう。

2022年10月10日(月)

シャコバサボテンを葉摘みして短日処理を始めた。といっても水やりを控えて人工の光が当たらないようにするだけ。二鉢のうち一方には花芽らしき組織がたくさん確認できたのだけれど、それって放っていてもつくものなのかなあ。ほか、テキストを読み進めたり、創作メモを書き出したり。あしたはガラス工芸の美術館を覗きに行きたいのだよね。

2022年10月8日(土)

情報誌制作など。そのあと他の方とすこし話し込み、買い物など済ませて帰途へ。このごろは必要なタスクに対して忙しくなれることと引き換えに、あるいは苦痛のない過ごしかたに馴れることと引き換えにだろうか、感受性や好奇心が鈍ってきてる。センスオブワンダー、タウマゼイン、至高体験、そういったものとご無沙汰な期間が長い。普通とか日常に馴れるってこういうことなのかな、ちょっとやだな……。少なくとも疲れることには慣れないほうがよいよ。気を休めつつ、感覚が開かれるように外界への関心を探すこと。

2022年10月7日(金)

雨降り。きのう書き忘れたことで、十一月のフォーラムにて視覚情報が必要な方向けに、発言内容の文字起こしをお手伝いすることになった。講師の発言をその場で文字に起こしてスクリーンへ映す作業……をプロの方が行い、その方の補佐が自分なのかな。そのために必要な講習は今月末に。パソコンが扱えるひとということでお声掛けいただいた。もうきょうも情報誌制作やなにかがあるからはやいとこ眠ろ。

2022年10月2日(日)

朝からぬい二人と一緒に山登りへ出かけた。九時に登山口を出発して、そこへまた戻ってきたのが夕方の四時過ぎ。こうしたしっかりめの登山は初めてといってよいように思う。天気はよく晴れて、暑くも寒くもなく風も凪に近い、絶好の行楽日和だった。頂上にいた誰かが「あんまり天気がいいから地上の水蒸気が上がって、風景の遠くまでは見通しが利かない」ということを話していた。山道を歩くとなにかしら考えるんだね……。創作する中で出会った人たちに今度はこちらから会いに行けばよいのでは、そのための準備はもう整っており、あとは自分が旅に出かけるだけだとか。この山には黒曜石の原産地と旧石器時代の遺跡があるとのことで、その黒曜石を拾ってみたい。つかれた。知らないジャンルへ飛び込んだにしては面白がれてることだし、怪我や事故のないよう山に馴れたらいいと思うよ。