春の宵。ほうほうとフクロウだかミミズク系の謎の声が聞こえる。姿は見えないけれど、そういう鳥がこの辺りにいるんだなー。
植え付けてある二種類のアーティチョークがロゼット状態から立ち上がってきた。紫色の葉を持つものと白いうぶ毛を持つものの二つあり、なんかどちらもお互いに姿が似ていないなーと感じてる。ていうか大丈夫か。手間暇かけた畝が何年かのあいだ占有されてしまう上に、よく育てばひとの背を越えるアザミだぞー。それとはあまり関係のないところで、去年駄目にしたと思っていたわけぎがアーティチョークの株元から再生しつつある。もうちょっと増やせたら定期的に料理の薬味くらいには使えそうだ。
僕には珍しく、今年は朝顔と夜顔をもうポリポットに蒔いた。まだ夜間に霜注意報が出る外気温だけれど、芒種の前にそれなりな大きさの苗を植え付けられるはず。上手く行けば七月中に夜顔の真っ白い花を見ることが出来るかもと算段してる。
ごほうびなるトマトを初めて食べた。これはいままでにないような爽やかな甘味を持っていて、食べやすいことは食べやすいけれど、僕がトマトに求めている青臭さは全くない。大げさに言えば野菜の中でもすいかやいちご方面の甘さだと思う。