2019年2月15日(金)

Amazonで買い物があったのと、自分向け新聞と化しているFeed Watcherにショッピングアイコンが載ったことがあり、Amazonからお小遣いが支払われる仕組みを検索していた。直近のハイフン22付きURLを踏んでから24時間以内の買い物に対して有効、ということのようだ。リファラで有効化してるのかと思いきやCookieを使っている。Feed Watcherには日ごろ大変世話になっているから、Amazonに用があればそちらのアフィリエイト用リンクを踏むことにした。

BEASTARSの臨場感はどこから来るのだろうという問いは、作者のTumblrに書かれている『(愛という感情に対して)これから私自身、追究していかなくてはいけない問題なのだ。』というところで、座して待てという読者向けの解が出ているように思われる。

岩波のPR誌「図書」に掲載されている冨原眞弓さんのエッセイは、トーベ・ヤンソンさんの人物像を近ごろの惑星探査機の画像みたいにきめ細かい解像度で寄越してきており、ヤンソンさんの著作物以外でようやく掴んだ、彼女の人柄を紐解く手掛かりになっている。去年の十一月辺りにムーミン童話と作者についての研究会らしきものが都内で開かれていたのだけれど機会を逃した。そういえば『彫刻家の娘』が積ん読になっていたかも知れない。ぼちぼち手をつけられたら。

理屈っぽい文章なわりに大したこと書いてない……。陽差しにはなにか熱があり、仰角も深くなって景色に変化が出てきた。三月に入ればこっちのものだ。

2019年2月13日(水)

新しいムーミンアニメ「ムーミン谷の仲間たち」がNHK BS4Kで4月4日19時半より放送されるそう。BSは契約していないんだよー。ほかの手段で配信されるかどうか、しばらく情報を追ってみる。いまかじり読みしている『ムーミン谷の冬』はものすごく上質なお菓子のようで、春になる前にもう一度くらい読み返すつもりでいる。小説版ムーミンは夜中の一時くらいに読むのがたいへんツボにはまる。

2019年2月11日(月)

久しぶりに道の駅にて「民話を語る会」の語りを聴きに行く。意外な収穫として、玉藻稲荷にほど近い黒羽周辺を舞台とした「萱野の玉藻姫」という民話があった。「ばあさんに拾われた赤ん坊は美しく働き者の女性へ成長し、ある時ばあさんが謎の病に倒れる。狐が祟っているのだろう、お前ではないのかと村人から疑われた女性はその場で姿を消した」というもの。平安時代に帝を苦しめたという玉藻の前の物語をなぞっており、なにやら示唆に富んでいる。大人六人と小学生二人の語りは一時間と少し、体感的には充実した感覚がありつつ終わった。和やかな時間を過ごせて楽しかったなー。それから産直では佐賀県産の「せとか」を見繕う。これはみかんを二回りでかくしたような、濃厚で密な美味しい果実なのだけれど、ここ地元では今くらいの時期に数度見かけるかどうかの珍しさだ。あとでゆっくり味わう。以前にランプを売ってくれたフリマの店主は僕の顔を覚えていたらしく、物品を覗きながらふらふら通り過ぎると挨拶して下さった。

季節のうちで一番好きなのは現時点において、春から梅雨に掛けてだ。そしてScoobie Do『太陽と女の子』の「レンタカーで海へ行こう」という歌詞がいま、割りに心地よいのだ。

2019年2月8日(金)

写真コンテンツによくあるコントラストや彩度を拡張するやりかたって、写真に限らないのかもなと思う。今どきの創作は現実感覚が全体を通して拡張されているんじゃないだろうか。そしてそこに自意識の虚や生臭さを伴ったものが、Webの遠くまで届くような気がしている。

このタイミングで言うことじゃないんだけれど、BEASTARSの11巻がすごくすごく面白くて転げ回りそう。コモドオオトカゲのおじいちゃん登場&物語が学校から社会へフォーカスを移すあたりの展開早くてわくわくする&シシ組のイブキはあっさり退場してしまったたけれどそれだけなのだろうか。カロリーの高い展開が矢継ぎ早に来て引き込まれる。

明日の降雪はまとまったものになりそうで、人が自分の住み処へ散っていくのを見ているかのような感覚がある。

2019年2月7日(木)

土曜に冷え込みと降雪の予報。

岩波の『図書』1月号に、冨原眞弓さんによるトーベ・ヤンソンとムーミン関連のコラムがあった。ごつい感じのPR誌ではあるけれどアタリかも。