二月尽は日がな雨。
2019年2月27日(水)
河童が覗いたシリーズとすずしろ日記は活字でなく全て手書きらしい。ほかにも手書きらしい本が更に『おかしな本棚』に載っているはず。
2019年2月26日(火)
以前ここに書き付けた水野一晴『地球が分かる地理学入門』を読み終わる前に、ブルーバックスの『新しい高校地学の教科書』へ手を出した。雑なもので、地理はイメージの補填で十分に満足してしまうし、高校に科目がなかった地学は今になり、こういうのが面白いんだと思えるようになってる。
時を忘れるような読書の没入感はこの先もう味わえないかもなあと、ときおり小さく諦めることがあるのだけれど、それならそれでと適応してる気もする。気分次第で好きなだけ並行して読むんだもの。ベッドに据え付けてある本棚が好奇心の集積地としての機能を果たしてくれており、寝しなの娯楽になってる。
それから、大気が確実に冬ではなくて、陽差しの高さや湿度など、移り変わる季節のそれだ。
2019年2月24日(日)
そういえば福寿草が花盛りだ。Pyramid 4と矢野顕子『矢野山脈』を聴いてる。
2019年2月23日(土)
もぐらの塚が芝に盛り上がっているのを見る。
2019年2月22日(金)
髪を切った。はやぶさ2がリュウグウにタッチダウン成功だとか、北海道で震度6弱だとか。
冬の夕空に特徴的な緑色と眠たい水色が今日の空には見られなかった。こうして空が移り変わっていくと、特に春や秋は季節を感じるなー。
2019年2月20日(水)
雨降りの夕。暗闇が語る嗅覚の饒舌さよ。いちどきに身体の感覚が緩んだかのよう。
ご近所な農家さん宅から闇に紛れてときおり漂ってくる、しいたけ栽培の培地に使われると思われるふすまだか米ぬかを蒸すもくもくとした香り、あれもじき今冬の嗅ぎ納めになるのかなあ。落ち着く感じがして、冬の夜のにおいとしてすっかり身に染み込んでしまった。
2019年2月19日(火)
昼過ぎから久しぶりの雨。これで春の草が一斉に伸びるだろ。
2019年2月18日(月)
祖父は「雨が降ればふきのとうだのが出てくる」と言っていた。明日夜に少しばかりの降雨予報。それから、しばらくのあいだは気温が氷点下にならないのではないか。
2019年2月17日(日)
父の墓参りへ。庭の福寿草が咲いた。