2019年9月25日(水)

H-IIBロケット8号機/こうのとり8号機の打ち上げはyoutubeの中継で見てた。

今ごろになって夕顔がいくつも咲き始めた。去年の小振りな桃色夕顔と代わり、一般的な大振りの白花夕顔で、いかにも花という感じの強い芳香を放っている。くらっとする香り。夕暮れの闇に咲いていることもあって、どこか異界のような危うさを持つ美しさだなあ。夕顔というのは西洋朝顔のようにしぶとい。これから霜が降りる十一月ごろまで花を咲かせたり、青々と茂ったままのはず。しばらく見て楽しむつもり。

祖父から電話があり、茹でたあと常温に放置していた栗を食べて食あたりした、という。昨日はトイレとふとんを往復していたという話だった。今日になり持ち直したものの、自分で車を運転できるほどの体力はないため、代わりに食材を買い出しに行って欲しい、というのが電話の内容。野菜や納豆や豆腐といった、ふだん食べ慣れているらしい銘柄の食材を買って戻る。その折、買ってきたほうれん草に鶏頂開拓産と大きな文字が入っていて、その話になった。鶏頂開拓というのは日光と南会津を結ぶ会津西街道の途中にある高原の開拓農地だ。書いてしまうけれど、とにかくへんぴな土地だと思ってる。僕はふだん、栃木県の平地側にいて高原山ほか日光連山の姿を目にしているため、いつも見慣れているあの山の向こう側にひっそりとスキー場や開拓地があるということは、なんだか日常の隣にある見知らぬことのようで不思議だった。秋が終わるころにこちらから見た奥塩原あたりは、雪雲が防波堤に押し寄せる波濤のように山嶺を巻いていて、そちらの景色を思うと冬の侘びしさが心に居場所を作るようにも感じたりした。祖父は育牛農家をしていたひとだ。かつて鶏頂開拓の方から仔牛を引き取ってきたことがあるという話や、鶏頂開拓の手前にある大間々台展望台や学校平のこと、八方ヶ原の貸しコテージや牧場にまつわる話をしてくれた。オンラインだとこの記事が詳しい。花鳥風月Visual紀行 旅ゆけば 2008.01.27 鶏頂開拓 (その1) ……というか、こちらのサイトは栃木県の地誌的な情報がみっちりあって、個人的なお気に入りなのだけれども。

ここ数日で彼岸花を見かけるようになった。すでに那須颪(冬場の強烈な北風)のさきがけが吹きだしているように感じる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です