2018年7月29日(日)

台風一過と言って良いくらい、午前からよく晴れた。カメラを持って雑草撮りに出掛ける。林道脇に青いノブドウがたくさん生っている場所があって、ころころした実が綺麗だったなあ。

宵から明るい月と虫の音。そういえば、台風が通れば季節の巡りも進むのだった。

2018年7月26日(木)

幾分か涼しく過ごしやすかった日。それでも日中は30度近くあり、連日の酷暑で感覚が少しずれている。宵闇から風を取り込んでいるとひんやりして快適だ。

月に一度の歯科検診で褒められた。今日はその記憶だけで十分ではないだろうか。

それから先ほど、播種して育てた赤花夕顔が一輪、暗がりの中で咲いていた。芳香が強いという触れ込みだったけれど、僕の嗅覚では嗅ぎ取ることが出来なかった。これから続々と咲いて、香りを放ち始めるのだと思う。

僕は四季の感傷を一つ先取りすることが多く、今は虫の音と秋の夜のことを考えて、胸がきゅぅとする。いつだか書いた、初夏の騒がしい闇にはなかった味わい深さ、ってやつだ。

2018年7月21日(土)

口にするものを薄味で馴らすと味覚の鋭敏さをより感じ取れるのではないだろうか。というか、ふだん身の回りにある食品が濃い目の味付けなのでは。強い味とでも言うのか、そういうの回避してみるのいいかも知れない。

お茶の旨味や甘さは分かるほうで、口内の香りを鼻腔へ送るように舌でくゆらせ、ふかしたばこと同じ味わい方をする。

2018年7月20日(金)

汗かいた日。

初飛行に成功したというエアバスの大型貨物機BELUGA XLの風貌が、ものすごくくじらだ。空飛ぶくじら(本当はシロイルカ)。胴体の容積と比較して主翼がそれほど大きく見えないものだから、どこで揚力を得ているのか不思議にさえ見える。2014年くらいに世界最大だった欧州の大型風車V164-8.0MWも、いつの間にかアップデートを繰り返して先月、V164-9.5MWの最新型をお披露目している。頭上の航空/宇宙世界は今、とても熱を放っているのだなーと感じる。

いま、屋外にコオロギが鳴く声を聞いた。静かに夏が進行していく。